研究課題/領域番号 |
02808058
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
有沢 俊太郎 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50092507)
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研究分担者 |
塚田 泰彦 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (50163762)
常木 正則 新潟大学, 教育学部, 助教授 (90125724)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1991年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 系統性 / 国語科教育実習 |
研究概要 |
1、教育実習(国語)に関するアンケ-ト調査の実施と実態の考察 系統性に留意した指導は教育実習や大学の授業でどのくらい意識的に行われているか、というテ-マの下、全国の国語科教育担当の教官約100名を対象にアンケ-ト調査を実施した。その回答が集まったので、項目ごとに数量化しグラフに表して考察を行った。記述式の部分については、その内容を解釈した。 2、研究発表 10月18、19日に開催された全国大学国語教育学会(群馬県前橋市)において、研究代表者の有沢が「指導内容の系統性を課題とした国語科教育実習」という題で発表した。この発表はアンケ-ト調査の結果に基づいてみなされたものである。研究の中間報告を兼ね、出席者の意見を参考にして、その後の研究に生かすことをねらいとした。 3、報告書の作成 2年間にわたる研究の全容を報告書にまとめた。報告書の内容は、(1)概説(上越教育大学における実践)(2)アンケ-ト調査の結果(3)研究のまとめと展望、資料編、から成っている。研究の結果、明らかになったことは、次の二点に集約される。 (a)国語科教育実習は言語教育政策(Language Policy Across the Curriculum)の一環としてとらえられる。 (b)国語科の系統性については、実習校における実践から、これまでの理論上の通念とは微妙に食い違う事実が断片的にではあるが、得られた。
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