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タイにおける持続可能な交通基盤整備と運用システムの構築に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 02F00333
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京大学

研究代表者

家田 仁  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授

研究分担者 MALEE Uabharadorn  東京大学, 大学院・工学系研究科, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2002年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードタイ / 日本 / 交通政策 / 持続可能性 / 比較研究
研究概要

本研究は,特にタイを対象とし,日本側受入研究者と協力しながら,タイの社会的,経済的,文化的背景ならびに交通に関するデータを把握・分析し,日本との比較を通じて,持続的発展に向けた有効的かつ現実的な交通システムならびに交通政策の提案を目的としたものである.研究の実施に当たっては,日本の交通整備状況ならびにその問題点を把握するための調査を実施するとともに,タイの交通システムに関するデータ収集,交通システム上の問題整理を行った.
その結果,以下の点が明らかとなった.
・タイは,日本と非常に類似した交通インフラ整備をこれまで行ってきているとともに,交通機関選択の状況等でも日本とかなり類似する点が見られること
・タイでは,これまで長期にわたって,総合的な交通政策を目指していたにもかかわらず結局部分的な交通施策の実施に終始してきたこと
・今後,タイでは,より実質的な総合交通政策を実施するための方策を検討する必要があること
・総合的な交通政策実施のためには,以下の点が重要であること.
(1)交通システムの安全性向上,(2)交通から発生する環境負荷軽減,(3)インターモーダルを意識した交通効率性の向上,(4)交通システムにおける競争原理の導入,(5)地域および国土レベルの視点からみた広域交通インフラの整備,(6)旅客,貨物双方を意識した先端的な交通技術の導入,(7)交通行政の効率化,(8)交通サービスの料金システムの改善,(9)タイがアジア圏の中心的な存在となるための国際的なネットワーク整備,(10)効果的な土地利用の誘導に資する交通政策.

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2024-03-26  

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