研究課題/領域番号 |
02F00396
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
生物有機科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
浜地 格 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授
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研究分担者 |
SRINVASULU R. Krishna Mohan 九州大学, 先導物質化学研究所, 外国人特別研究員
SRINIVASULU R. Krishna Mohan 九州大学, 有機化学基礎研究センター, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2002 – 2003
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研究課題ステータス |
完了 (2003年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2003年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2002年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 人工糖脂質 / 分子集合体 / ライブラリー合成 / 固相合成 / スフィンゴ糖脂質 / 免疫抑制 / カチオン性脂質 / 抗菌活性 |
研究概要 |
前年までに検討していた、人工糖脂質の合成についてより糖鎖部分が分子集合体界面から水層側に提示できるような新しい分子設計を検討した。その結果、糖ユニットとスペーサーであるジアミド部分との間に水に馴染みやすくかつ柔軟性に富んだエチレングリコールユニットを導入することとした。合成ルートは従来までに我々が確立したルートがそのまま適用でき、良好な収率で目的物を得ることができた。さらに分子集合体の分散特性を制御するためには、このオリゴエチレングリコール型に合わせて疎水部も最適化する必要が出て来た。疎水テールをいくつか変えた化合物をモジュール組み合わせ法によって合成して得られた分子群の中で、もっとも炭素鎖の長いC12が最適であることを明らかとした。得られた分子集合体の分散特性やターゲティング能の評価は現在進行中であり、またこれらの合成を固相上で行うことも検討中である。
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