研究課題/領域番号 |
02J02095
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
畠山 淳 京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1) (90404350)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | bHLH型転写因子 / Hes / 末梢神経 / 神経節 / 神経根 / 軸索走行 / bHLH / radial glial cell / junctional complex / basal lamina / neurogenesis / tight junction / adherence junction |
研究概要 |
神経系の発生過程では、多様なニューロンやグリア細胞はある一定の順序で分化することが知られており、いつ分化するかというタイミングが、様々なタイプの細胞を生み出す多様性形成過程に関与すると考えられる。当研究室では今までにbHLH型転写因子Hes1,Hes3,Hes5が分化のタイミングを制御することを報告してきた。本研究では、Hes1,Hes3,Hes5の発現を操作して神経の多様性形成における分化のタイミング制御の意義を明らかにすることを目的とする。 我々は昨年度までに、短期間に一斉に神経分化が起こるHes変異マウスの中枢神経系の解析結果を報告してきた。この解析から、多様な細胞種を形成するには発生後期まで神経幹細胞を維持することが必要であることが明らかになった。さらに、組織のサイズの制御、形態の維持にも分化のタイミング制御が重要であることを示してきた。 今年度は、このHes変異マウスの末梢神経を解析し、神経節や神経根の形成異常、軸索走行の異常を見出した。分化のタイミング制御の異常は、神経系の基盤となる神経節の配置、神経根の発生にまで崩壊をもたらすことから、各節や根が正常に発生するためにも、分化のタイミング制御は重要であると考えられる。多種多様な神経が正しい位置で神経回路を形成するには、正確な分化のタイミング制御が必要である。
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