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アブラナ科自家不和合性制御遺伝子MODの単離と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 02J10562
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 育種学
研究機関東北大学

研究代表者

深井 英吾  東北大学, 大学院・農学研究科, 特別研究員(PD) (00570657)

研究期間 (年度) 2002 – 2003
研究課題ステータス 完了 (2003年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2003年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2002年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアブラナ科植物 / 自家不和合性 / 高分子ゲノムDNAライブラリー
研究概要

本研究では、アブラナ科自家不和合性制御遺伝子MODを単離することを目的としている。今年度は以下の実験を行った。
1.昨年度作成したBrassica rapaの高分子ゲノムDNAライブラリーから、MODと連鎖しているアクアポリン遺伝子MLMを起点に、両方向にゲノムウォーキングを行い、約600kbをカバーするコンティグを得た。
2.得た高分子ゲノムクローンから、MODと連鎖するDNAマーカーを新たに作成した。これらのマーカーを用い、自家不和合性の小国カブS8系統(S8,MOD/MOD)と自家和合性のイエローサルソン(YS,mod/mod)の雑種後代約1500個体について解析を行い、MODとMLMとの相対的な位置関係を明らかにした。この情報に基づき、さらにゲノムウォーキングを行い、新たなマーカーを作成した。最終的にMODの極めて近傍に位置するマーカーを見い出した。
一方、既存のB.rapaのゲノム地図にMODを位置付けた結果、MODの近傍に位置するSSRマーカーを見い出した。このマーカーが座乗する高分子ゲノムクローンを単離し、新たにDNAマーカーを得た。新たに得たマーカーはMODと約2cMの距離に存在した。このマーカーと、これまでのゲノムウォーキングより得ていたマーカーとの間にMODを挟むことができた。
3.昨年度開発した、高分子ゲノムクローン上に存在する遺伝子のcDNA単離法を、MODに最も近傍なDNAマーカーを含む高分子ゲノムクローンに対して行い、柱頭、葯、細葉のそれぞれの組織に由来するcDNAを単離した。これらのうち、MODの発現場所と考えられる柱頭特異的発現を示すものについて、塩基配列を自家不和合性/和合性系統間で比較した。

報告書

(2件)
  • 2003 実績報告書
  • 2002 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Eigo Fukai: "Genomic organization of the S core region and the S flanking regions of a class-II S haplotype in Brassica rapa."Molecular Genetics and Genomics. 269. 361-369 (2003)

    • 関連する報告書
      2003 実績報告書
  • [文献書誌] Eigo Fukai: "Genomic organization of the S core region and the S flanking regions of a class-II S haplotype in Brassica rapa"Molecular Genetics and Genomics. 未定(受理済み). (2003)

    • 関連する報告書
      2002 実績報告書

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公開日: 2002-04-01   更新日: 2024-03-26  

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