研究分担者 |
杜 玉生 中国社会科学院, 考古研究所, 副研究員
馮承澤 中国社会科学院, 考古研究所, 副研究員
段 鵬ギー 中国社会科学院, 考古研究所, 副研究員
徐 光冀 中国社会科学院, 考古研究所, 副所長
佐川 正敏 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 主任研究官 (40170625)
寺崎 保広 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 主任研究官 (70163912)
西口 寿生 奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部, 主任研究官 (80000511)
上原 真人 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 主任研究官 (70132743)
町田 章 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部, 部長 (90000471)
DU Yusheng Institute of Archaeology, Research Fellow
FENG Chizgze Institute of Archaeology, Research Fellow
DUAN Pengqi Institute of Archaeology, Research Fellow
XU.GUANGJI Institute of Archaeology, Chinese Academy of social Sciences, Deputy Director
常 青 中国社会科学院, 漢唐研究室, 研究員
劉 振東 中国社会科学院, 漢唐研究室, 研究員
段 鵬〓 中国社会科学院, 漢唐研究室, 研究員
王 岩 中国社会科学院, 漢唐研究室, 研究員
劉 観民 中国社会科学院, 漢唐研究室, 室長
玉田 芳英 奈良国立文化財研究所, 平城宮跡発掘調査部・考古第二調査室, 研究員 (90188425)
深澤 芳樹 奈良国立文化財研究所, 飛鳥藤原宮跡発掘調査部・考古第一調査室, 研究員 (40156740)
綾村 宏 奈良国立文化財研究所, 歴史研究室, 室長 (20000507)
木全 敬蔵 奈良国立文化財研究所, 埋蔵文化財センター測量研究室, 室長 (30099957)
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研究概要 |
遺跡遺物を中心課題とする中国との国際共同研究は,解消されるべき困難が多い。1991年度から,外国人が中国内で発掘調査等に参加できる道が開かれたが,なお数々の問題が残る。当研究班は中国社会科学院考古研究所と国家文物局との1年間にわたる交流過程で,1992年度は以下のような密度の高い共同研究を行うことが出来た。 1.都城遺跡の発掘調査への参加は,1991年には極めて限定されたものであったが,1992年には中国社会科学院考古研究所が行う随唐洛陽城の発掘調査に加わり,履道坊の白居易宅跡を1カ月間調査し,遺跡の実際と発掘の方法を研修した。 2.古建築の調査では,国家文物局文物研究所との交流を深め,山西省応県木塔,河北省薊県独楽寺など遼代の建築を直接実地調査することができ,平城宮の朱雀門・第一次大極殿の復原に関する重要な資料を得た。 3.昨年に続いて,奈良国立文化財研究所において「日中都城研究の現状II」と題する公開講演会を開催し,大きな成果をあげた。講演の題目は次のとおり。 松本修自:平城宮第一次大極殿の復原 寺崎保広:奈良時代大極殿の儀礼と機能 徐 光冀:東魏北斉 城朱明門跡の調査と研究 段 鵬〓:漢魏洛陽城跡出土の北朝陶磁器と施釉土器 馮 承澤:随唐洛陽城の九洲池跡の発掘調査 杜 玉生:北魏洛陽外廓城の発見と研究。
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