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東アジア(インドネシア・中国)における自然災害の予測とその防御に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03044167
研究種目

国際学術研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

土屋 義人  京都大学, 防災研究所, 教授 (90025883)

研究分担者 高橋 保  京都大学, 防災研究所, 教授 (40027230)
村田 一郎  東京大学, 地震研究所, 教授 (20012916)
西村 進  京都大学, 理学部, 教授 (40026802)
田中 寅夫  京都大学, 防災研究所, 教授 (40027222)
安藤 雅孝  京都大学, 防災研究所, 教授 (80027292)
平林 順一  東京工業大学, 理学部, 助教授 (30114888)
岡田 弘  北海道大学, 理学部, 助教授 (40000872)
渡辺 秀文  東京大学, 地震研究所, 助教授 (20113649)
石原 和弘  京都大学, 防災研究所, 助教授 (30027297)
加茂 幸介  京都大学, 防災研究所, 教授 (70025328)
今井 博健  京都大学, 防災研究所, 教授 (20025943)
道上 正規  鳥取大学, 工学部, 教授 (10027245)
田中丸 治哉  京都大学, 防災研究所, 助手 (80171809)
山下 隆男  京都大学, 防災研究所, 助手 (30111983)
芦田 和男  京都大学, 防災研究所, 教授 (30027205)
江頭 進治  京都大学, 防災研究所, 助教授 (00027286)
沢田 豊明  京都大学, 防災研究所, 助教授 (60027258)
田中 正昭  京都大学, 防災研究所, 助教授 (60027240)
沢井 健二  京都大学, 防災研究所, 助教授 (70109073)
三雲 健  京都大学, 防災研究所, 教授 (80027218)
松波 孝治  京都大学, 防災研究所, 助教授 (70027291)
工藤 一嘉  東京大学, 地震研究所, 助手 (50012935)
瀬尾 和夫  東京工業大学, 理学部, 助教授 (30089825)
亀田 弘行  京都大学, 防災研究所, 教授 (80025949)
石川 有三  気象庁, 地震火山部, 補佐官
橋本 学  建設省, 国土地理院, 調査官
土岐 憲三  京都大学, 防災研究所, 教授 (10027229)
入倉 孝次郎  京都大学, 防災研究所, 教授 (10027253)
藤原 悌三  京都大学, 防災研究所, 教授 (10026031)
平原 和朗  京都大学, 防災研究所, 助教授 (40165197)
赤松 純平  京都大学, 防災研究所, 助教授 (10027279)
諏訪 浩  京都大学, 防災研究所, 助教授 (00093253)
佐々 恭二  京都大学, 防災研究所, 助教授 (30086061)
竹内 篤雄  京都大学, 防災研究所, 助手 (50027249)
KAHAR J.  バンドン工科大学, 教授
AGUS S.  水資源開発研究所, 砂防工学実験所, 研究員
山内 恭  国立極地研究所, 助教授 (00141995)
SUPARKA S.  国立科学院, 地質工学研究開発センター, 所長
奥西 一夫  京都大学, 防災研究所, 教授 (30027239)
島 通保  京都大学, 防災研究所, 教授 (70027217)
SAIRIN S.  カ゛ジャマダ大学, 上級研究員
寥 振鵬  ハルピン工程力学研究所, 教授
羅 はん炎  国家地震局, 地質研究所, 教授
章 在庸  上海同済大学, 教授
將 通  上海同済大学, 教授
林 在貫  勘察設計院, 副院長
李 鴻連  氷川凍土研究所, 教授
ISNUGROHO  水資源開発研究所, 河川工学実験所, 研究員
DADANG A.S.  ハサヌディン大学, 数学自然科学部, 講師
SYAMSUDIN A.  水資源開発研究所, 主任研究員
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
キーワード噴火予知 / 土石流 / 海岸侵食 / 造構的モデル / 強震観測 / 都市地震防災 / 地すべり / 氷河土石流
研究概要

1.火成過程と噴火活動:インドネシアの火山の噴火の前兆現象には、メラビ火山では、雲仙岳と同様に、溶岩ド-ムの小規模崩落の発生頻度の増加が大規模な火砕流の発生につながる等、我が国の火山の場合と多くの共通点があり、共同研究により噴火予知研究が進展することが火山調査所の研究者との間で確認され、共同研究の合意書を取り交した。また、インドネシア科学局構造地質学研究所との噴火予知研究についての合意も行い、さらに、GPS測量の準備を行った。
2.洪水および地形変動による災害とその防御:水資源開発研究所の研究者と共同で、メラピ火山の火砕流堆積物に起因する豪雨性土石流の発生条件、クル-火山の火口湖噴火に起因する泥流に関して、現地調査を行い、帰国後、収集した資料解析を行った。ブランタス川流域の土砂流出、河道変動および水文・地形量に関する現地調査と資料収集を行い、降雨流出解析、河床変動解析を進めている。バリ島サヌ-ル海岸に、波浪、潮位、海浜流の通年観測を行う海象観測システムを設置するとともに、現地研究所と共同で、浮子による珊瑚礁上の海浜流観測を行った。
3.警戒・避難システム:メラピ、クル-両火山およびブランタス川流域の災害の実情把握を行い、今後の調査の準備を行った。
4.中国大陸内部に発生するプレ-ト内大地震とプレ-ト間大地震との関連性の解明:北西太平洋地域のうち、日本海溝、日本列島周辺、日本海、中国北部に発生した過去100年間のM>5.5の浅発・中深発・深発大地震の発生位置、深さ、時系列などを系統的に解析して、これらの地震の移動現象の存在を明らかにするとともに、リソスフェア、アスセノスフェアおよび沈み込むプレ-トより成る造構的モデルに基づいて移動現象の物理的メカニズムの考察を行った。
5.強震動観測とサイスミックマイクロゾ-ネ-ションに関する研究:唐山地域に強震動観測網を設置するために工程力学研究所と共同して同地域の地震活動、地質および地形デ-タを収集・検討し観測点(4点)を決定するとともに、それらの観測点に地震観測装置を設置した。観測予定地域の活断層の活動性状から、数年間観測を継続すれば十分な地震動デ-タを蓄積できるものと考えられる。
6.河道変遷の影響を考慮した都市施設の地震危険度に関する研究:長周期微動観測による地盤震動特性、都市施設や土木・建築構造物群の耐震性能評価法、およびそれらを総括した都市の地震危険度と都市地震防災の研究に関する具体的方針を定めるとともに、土木、建築構造物やライフラインを含む都市施設に関する、中国の耐震規定や、上海市を中心とした地震被害の予測に関連した震害予測手法・耐震診断法に関する研究プロジェクトの推進状況などについて討議した。さらに、同済大学の陶能付講師が、長周期微動観測に関する計器使用のトレ-ニングにために防災研究所に滞在した。
7.華清池の地すべり災害予測と防止対策に関する研究:華清池地すべり踏査、既往調査資料の収集・検討を行い、地すべりブロックの推定および移動観測線を決定した。また、現地で孔内傾斜計の観測を開始し、さらに伸縮計1台を試験的に設置した。これらの現地調査・計測に並行して、中国の他の地域の地すべりとの比較調査を行った。
8.中国西部山岳地域における氷河サ-ジ災害に関する研究:チベット東部ボミ県における氷河土石流災害の発生状況の現地調査を2つの氷河地域において実施し、災害の予測と防御に必要な研究方法と観測方法を検討して現地に適した計測器の開発を進めた。また、収集資料に基づき、災害発生の要因分析を行った。

報告書

(1件)
  • 1991 研究成果報告書概要

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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