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新規インド-ル系抗がん剤の合成化学的作用機作の解明

研究課題

研究課題/領域番号 03152015
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

福本 圭一郎  東北大学, 薬学部, 教授 (50004586)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1991年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワードシグマ-トロピ-転位 / マイケル付加 / 抗腫瘍性抗生物質 / CCー1065 / CPIユニット / インド-ル / インドリン / L1210リンパ性白血病細胞
研究概要

L1210リンパ性白血病細胞に対して臨床で用いられているアドリアマイシンより400倍強い制癌活性を示す抗生物質CCー1065(1)の活性発現の本体であるシクロプロピルピロロインド-ル(CPI)ユニット(6)の合成に成功した。
すなわち、mーニトロアニソ-ルから定量的に得られるフェニルヒドロキシルアミン誘導体(2)とプロピオ-ル酸メチルとの連続するマイケル付加ー[3,3]シグマ-トロピ-転位反応により3ーカルボメトキシインド-ル誘導体(3)を66%の収率で一挙に合成し、続いて化合物(3)をインドリンへと還元後、アミノ基を位置選択的に導入して化合物(4)とした。次に、第三の環形成を行いアセテ-ト(5)へと変換後、Winstein反応を用いて当初目的としたCPIユニット(6)の合成を達成した。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Masahiro Toyota: "Tandem Michael Additionー[3,3]Sigmatropic Rearrangement Processes.Part II.Construction of Cyclopropa[3,4]Pyrrolo[3,2ーe]indolー4ーone(CPI)Unit of Antitumour Antibiotic CCー1065" J.Chem.Soc.,Perkin Trans.1.(1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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