研究分担者 |
武部 啓 京都大学, 医学部, 教授 (10028318)
中馬 一郎 藍野学院短期大学, 教授 (10028269)
矢野 圭司 長岡技術科学大学, 生物系, 教授 (10011842)
増子 昇 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30010747)
服部 明彦 神奈川大学, 理学部, 教授 (30013551)
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研究概要 |
本総合班は重点領域研究「人間ー環境系の変化と制御」全体を統括する中枢組織として各小領域間の交流を円滑化し全体としての目的を達成するためのものであり,運営委員会により研究者相互の情報交流を助け,有機的連携のもとに研究が遂行されるよう図った。すなわち(1)多分野専門家集団による環境科学基本理念の検討と各研究グル-プの基本方針決定,(2)今後重要となる課題の抽出とその組織の検討,(3)重点領域全体の成果の集約と対外的広報のためのシンポジウム開催と成果報告書の刊行,(4)研究費の効率的運用を図るための研究成果のチェックアンドレビュ-,を主眼として具体的には下記の活動を行った。 (1)運営委員会開催:評価委員を含む拡大委員会として計4回開いた。 (2)研究広報類の刊行:No.13平成3年度研究計画概要(平成3年8月),No.14同英語版(同),研究者名簿(平成3年11月),No.15平成3年度研究成果報告(平成4年3月),ニュ-スレタ-No.12(平成3年8月),No.13(同11月),No.14(平成4年3月)。 (3)全体シンポジウム開催:環境科学シンポジウム1991(平成3年11月27〜29日。虎ノ門パストラル。参加者は自由参加を含め約460名) (4)中東地域大気汚染調査のための研究者派遣:平成3年5月,岩坂泰信ほか5名の調査団をイランへ派遣した。 (5)都市広域化国際比較のための研究者派遣:平成3年12月,高野健人ほか1名をフィリピン,スリランカ他へ派遣した。 (6)検討班の活動:環境理念検討班,国際交流検討班,ダイオキシン標準化検討班,将来計画検討班の活動を支援した。 (7)大型機器の購入と運用:蛍光X線分析装置(京都大学)ならびにDNA配列決定装置(東京大学)を購入し共同利用に供した。
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