研究課題/領域番号 |
03202146
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
中森 義輝 甲南大学, 理学部, 教授 (30148598)
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研究分担者 |
内藤 正明 国立環境研究所, 地域環境研究グループ, 統括研究官 (40101042)
奥田 毅 大阪府, 環境保健部, 技師
甲斐沼 美紀子 国立環境研究所, 地球環境研究グループ, 主任研究員 (80124337)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 環境計画 / 環境指標 / 知識ベ-ス / モデルベ-ス / 支援システム / 環境情報システム |
研究概要 |
1.(理念)環境情報システムをサ-ベイし、その発展形である環境情報システムに求められる機能を整理し、診断的かつ説明的な分析手法を取り入れた支援システムのある方を検討した。この提言は5月20日発刊予定の「都市環境」(ぎょうせい)に収録される。 2.(予測モデル)開発してきた知識情報システムとモデリング支援システムを用いて、いくつかの環境予測モデルを構築した。それらは、首都圏大気環境予測モデル(環境科学会誌Vol.4,No.2)、首都圏水質環境予測モデル(発表準備中)、植生分布予測モデル(第7回ファジィシステムシンポジウムで発表)などである。 3.(モデルベ-ス)タイプや完成度の異なるいくつかの部分領域モデルを統合的に用いて、環境問題に対するシナリオ分析が実行できるような、分散協調型モデルベ-スシステムを設計した(環境科学会1991年会で発表)。また1つのプロトタイプとして、将来の望ましい環境や産業活動をシナリオとして与えて、主として土地政策についての長期計画策定を支援するシナリオ分析モデルを開発した(発表準備中)。 4.(評価モデル)ファジィ理論を応用したモデリング手法を用いて、理論あるいは統計的手法のみでは構築困難な評価モデルについて研究した。具体的には、計画支援の最終段階で必要となる環境に対する住民の主観モデルの構築を試みた(研究継続中)。 5.(支援システム)支援システムの3本柱である知識情報システム、モデリング支援システム、およびシナリオ分析支援システムのうち、前の2つについてサン・ワ-クステ-ション上で統合を行っている(継続中)。シナリオ分析システムについては、上記3のようなプロトタイプを構築したが、サブモデル群の構築作業を先行させたので設計段階にとどまっている(研究継続中)。
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