• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

都市の広域化と環境変化の国際比較分析

研究課題

研究課題/領域番号 03202147
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関福岡大学

研究代表者

浅野 直人  福岡大学, 法学部, 教授 (90078494)

研究分担者 藤村 貞夫  東京大学, 工学部, 教授 (30010961)
花木 啓祐  東京大学, 工学部, 助教授 (00134015)
新井 健  立命館大学, 国際関係学部, 助教授 (60126266)
新美 育文  明治大学, 法学部, 教授 (80022432)
林 良嗣  名古屋大学, 工学部, 助教授 (00133091)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
1991年度: 11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
キーワード都市化の段階 / スプロ-ル / 環境法 / システムモデル / 環境指標 / エネルギ-消費 / 都市規模 / 遠隔計測
研究概要

1 都市への人口集中・都市広域化に伴う急激な環境変化について、その時系列的変化を把握し、特性化を試み、国際比較を行う研究の二年目の成果は次のとおりである。
2 (1)名古屋・バンコク・ロンドンにつき、経済成長と環境変化の対応関係の分析の有用性の検証を行い、各地域の環境変化は、いずれも一人当たり域内総生産が1000〜2000ドルとなった段階から集中的に顕在化していることを明らかにした。(2)当該地域の環境法制の変化を検討し、対応関係を明らかにした。その結果、土地利用規制は環境制御に具体的な寄与をしていることを明らかにした。(3)名古屋・バンコク・上海の広域化過程記述モデルを完成させ、数種類の政策モデルによるシミュレ-ションを行う準備を終えた。(4)都市環境変化の国際比較の手法としての都市エネルギ-消費構造解析の方法について、前年の成果を踏まえ、その精度向上のため、利用可能な資料の精緻化を図り、地域特性を反映させる手法を開発し、国外都市への適用の可能性について一定の検討を終えた。(5)温室効果ガス排出抑制をも視野にいれた都市空間配置とエネルギ-消費構造について、先進国都市について資料による解析を行い、都市分散化の効果を検証しえた。(6)遠隔計測デ-タを利用した都市環境比較のため、デ-タのカテゴリ-変化を把握する手法として土地被覆の遷移行列を求め都市内小領域の類型化の可能性を明らかにした。(7)インドネシナの首都近郊地域の緑環境分断状況についての現地調査を行い、資料を得てその解析を行った。
3 平成3年度は、2年度の準備作業を発展させ、比較手法としてさまざまな手法を発展させるとともに、その適用を試みた。平成4年度は、前2年度の成果を踏まえ、デ-タの比較分析を行い、所期の成果を得るよう努めるものとしたい。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 浅野 直人: "「地域環境保全基金と環境教育」" 九州環境管理協会会報,「環境管理」. Vol.20.52-58 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 新井 健: "「地域社会の変化の計量分析手法」" 立命館地域研究. 1号. 103-117 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 花木 啓祐: "地球温暖化時代の排水管理" 水質汚濁研究. Vol.14. 593-598 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 林 良嗣: "最近における土地利用及び住宅立地モデルの方法諭的発展と政策分析機能の拡大" 都市計画. No.171. 91-101 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 藤村 貞夫: "階層的手法による画像処理" 写真測量とリモ-トセンシング. Vol.30ー4. 15-23 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 前川 俊清: "地域農業・農村の再編と農協の役割に関する研究ー広島県北におけるケ-ススタディー" 生物資源管理学研究. 1-16 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi