研究課題/領域番号 |
03222104
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大沢 省三 名古屋大学, 理学部, 教授 (10034620)
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研究分担者 |
岡田 典弘 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (60132982)
池村 淑道 国立遺伝学研究所, 進化遺伝研究部門, 教授 (50025475)
横山 茂之 東京大学, 理学部, 教授 (00159229)
渡辺 公綱 東京大学, 工学部, 教授 (00134502)
志村 令郎 京都大学, 理学部, 教授 (60025426)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
26,300千円 (直接経費: 26,300千円)
1991年度: 26,300千円 (直接経費: 26,300千円)
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キーワード | 遺伝暗号 / tRNA / コドン使用 / 暗号解読 / RNA機能 / wobbleの法則 |
研究概要 |
本研究は、(1)遺伝暗号の過去から現在にいたる変遷、暗号変化の範囲、要因を明かにすること、(2)遺伝暗号に於ける新しいWobbleの法則の確立と、tRNAのアミノ酸認識機構の解明、および(3)tRNAを中心にRNAの多彩な生物学的役割を解明すること、の3点を集中的に解明することを目的としてきた。総括班は4つの計画班を総括し、その研究を有機的、能率的に推進するための活動を行った。また、計画班の研究の基礎となるべき高所からの研究も行った。総括班の本年度の主な活動状況は次の通りである。 (1)総括班会議を平成3年4月、平成4年1月に開催し、本年度研究計画、方針、最終報告のための準備等について検討を行った。 (2)平成3年8月筑波において、第3回合同班会議を行い、全班員参加のもとに研究の進展状況の発表と検討を行った。 (3)公開シンポジウムを平成4年1月27日東京ガ-デンパレスで開催、その際、米国コロラド大学のO.C.Uhlenbeck教授、米国City of Hope研究所のG.P.Holmquist博士、およびフランス、パスツ-ル大学、国立科学研究センタ-のD.Moras教授に特別講演を依頼、多くの聴衆を集め盛会であった。 (4)平2年度から総括班活動の一環として開始した「遺伝暗号使用のデ-タベ-ス構築と国内外研究機関への配布」事業を池村班員(遺伝研)を中心に継続、各国への配布を行ってきた。 (5)研究の進行状況、関連トピックス、班活動の予定等を掲載したサ-キュラ-を昨年度に続き第4、5号を制作、配布した。 (6)本重点領域研究3年間の活動、主な研究成果をまとめた「成果研究成果報告書」を編纂、平4年3月班員はじめ、関係各位に配布した。
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