研究課題/領域番号 |
03224102
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三木 直正 大阪大学, 医学部, 教授 (40094445)
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研究分担者 |
小宮 義璋 群馬大学, 医学部, 教授 (50010046)
桐野 高明 帝京大学, 医学部, 助教授 (10161605)
山本 長三郎 金沢大学, 医学部, 教授 (50008231)
古川 昭栄 岐阜薬科大学, 助教授 (90159129)
内田 洋子 東京都老人総合研, 研究員 (60133633)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
59,000千円 (直接経費: 59,000千円)
1991年度: 59,000千円 (直接経費: 59,000千円)
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キーワード | アルツハイマ-病 / 神経栄養因子 / 神経細胞死 / 神経成長因子 / ニュ-ロン / 虚血脳 / 海馬 |
研究概要 |
シュワン細胞腫における神経細胞の生存および突起伸展活性を持つ神経発育因子(NTF)が存在する(加藤)。ミクログリアのプラスミノ-ゲンアクチベ-タが突起伸展に関与している(高坂)。GIFの活性部位はCysーAlaーLys配列である(内田)。甲状腺ホルモンがNGF発現を増加する(古川)。NGFによりPCl2hーR細胞の低親和性NGF受容体が誘導される(畠中)。NGFによるNeuropeptide Y遺伝子の誘導機構を示した(三木)。後根神経節の神経突起伸展が中枢側と末梢側で速さが異なる(福田)。ニュ-ロンの老化により細胞骨格蛋白の安定重合型とダイナミック型との相互変換が障害される(小宮)。脳の発育に伴いTritonXー100不溶性分画には難溶性の複合体が増加する(祖父江)。rho蛋白が細胞接着反応を亢進する(成宮)。Q1bによりリン酸化される72kDa蛋白質が存在する(辻)。両棲類βアミロイド様蛋白の構造を明かにした(高橋)。Neuropil threads(NT)が樹状突起内で形成され、前後にPHFとして成長する(難波)。PETスキャン法で基底核病変により片側大脳萎縮がみられた(井上)。グアム島パ-キンソン・痴呆病のアミロイド沈着はcurly fiberやGFAP陽性アストロサイトの出現とは無関係である(生田)。アルツハイマ-病脳に分子量1万以下のアストロサイトのDNA合成を促進する物質が存在する(栗山)。培養神経細胞に対してアルミニウムは細胞毒性がある(黒田)。海馬における長期増強効果は後シナプスからの伝達物質の放出増加による(山本)。虚血1年後のラット海馬でキナ-ゼIIとcalcineurinと染色体が増加し、tangle出現しない(小暮)。虚血耐性となった脳細胞では蛋白代謝の回復が良好である(桐野)。
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