研究課題/領域番号 |
03225102
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
吉岡 亨 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (70046027)
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研究分担者 |
川合 述史 自治医科大学, 教授 (00073065)
平 則夫 東北大学, 医学部, 教授 (60004553)
永津 俊治 藤田学園保健衛生大学, 医学部, 教授 (40064802)
遠藤 實 東京大学, 医学部, 教授 (50009990)
伊藤 正男 理化学研究所, 国際フロンティア研究システム, チームリーダー (90009887)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
1991年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
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キーワード | ニュ-ロサイエンス / カルシウムシグナリング / イオンチャネルのモデュレ-ション / ニュ-ロトランスミッタ-レセプタ- |
研究概要 |
本総括班は「脳・神経細胞におけるインパルスシグナリング」研究を格段に進展させるために、(a)研究成果の公表、(b)班会議の開催、(c)班員間共同研究の推進、(d)外国研究機関との交流、などに重点を置いた。 (a)研究成果の公表を行うために、昨年12月16日(月) 大阪大学タンパク質研究所にて「神経伝達研究の成果」を開催した。本シンポジウムには特に米国ジョンホプキンス大学教授S.スナイダ-博士をお招きし、特別講演をお願いするとともに、班員の研究発表に対し、一つ一つコメントをお願いした。また引き続き12月17日から、早稲田大学で行われた第15回日本神経科学学会に於ては、シンポジウム「カルシウムシグナリングの分子機構を開催し、スナイダ-教授の他に5名の班員による研究成果の発表と討論を行なった。以上2つのシンポジウムに於て、「インパルスシグナリングの分子機構は世界のトップレベルに伍して発展していることが明らかにされた。 (b)計画研究班員と公募研究班員との交流を計るための班会議は、東京で3回、福岡で1回計4回行なった。 (c)班員間の共同研究は昨年と同じテ-マを更に推進した。 (d)外国人研究者との交流は昨年と較べ飛躍的に増大した。すなわち、Xenopus印母細胞実験系を開発したミレディ教授、器官培養法を開発した、ゲヴィラ-教授(スイス)が来日されたのを機会に東京・新潟・大阪でインフォ-マルな会合を行い、徹底的なディスカッションを行なった。 平成元年度からスタ-トした本プロジェクトもいよいよ終了となるがこの3年間に得られた研究成果をもっとも効果的にPRするための戦略を目下検討中である。
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