研究課題/領域番号 |
03226103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
原田 宏 筑波大学, 生物科学系, 教授 (90015991)
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研究分担者 |
鎌田 博 筑波大学, 遺伝子実験センター, 助教授 (00169608)
岡田 吉美 帝京大学, 理工学部, 教授 (30011703)
日向 康吉 東北大学, 農学部, 教授 (00005589)
木下 俊郎 北海道大学, 農学部, 教授 (10001421)
丸茂 晋吾 名古屋大学, 農学部, 教授 (30023394)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
1991年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
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キーワード | 生殖機構 / 花芽分化 / 減数分裂 / 雄性不稔 / 自家不和合性 / 胚発生 / 外来遺伝子の伝達 |
研究概要 |
本研究は、重点領域研究「高等植物における生殖機構の細胞・分子生物学的解析」の総括班として、4研究班の円滑な研究推進のために必要な企画・連絡・調整・評価を行った。9月と1月には総括班会議を開催し、平成3年度の事業内容及び最終的な研究とりまとめの方策等について検討した。総括班会議の決定を踏まえ、9月5日〜6日には、高等植物の生殖機構研究の進展に関する公開シンポジウムを札幌で開催し、70名以上の参加者があった。また、1月27日には、4研究班全体の研究成果発表会を開催するとともに、4研究班全員の3年間の研究成果をとりまとめた平成3年度成果報告集を作成した。さらに、総括班と4研究班全ての研究者間の連絡と情報交換を目的とし、PRMレタ-を11号〜15号まで発行した。一方、本分野の長期的発展を促すため、大学院生を主体とする若手研究者の育成を目指した。“若手の会"を9月11日・12日に筑波ふれあいの里で実施し、約40名の参加者があった。なお、この若手の会では、各自の現在の研究内容を全員が紹介した後、各自が抱えている技術的問題や材料の問題等について討議を行い、互いに技術指導をしたり、材料の交換を行うなどの約束が行われていた。また、高等植物の生殖機構に関する研究の国内での広範な発展に貢献するため、日本植物生理学会と共催し、シンポジウムを開催した。 班員間での技術交流や最新技術の普及等についても総括班として積極的に対応し、若手研究者を中心に研究室単位での技術交流が行われた。さらに、植物生殖機構が産業の場に最も生かされている花の生産現場を訪ね、生産に際しての技術的な問題や改善が望まれている点等について調査を行った。さらに、組み替え植物体を育成・栽培する際の技術的問題点の改善についても総括班として積極的に取り組み、ベラドンナのトランジェニック植物の育成試験を行った。
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