研究概要 |
本研究の目的は、地理デ-タを扱うときの簡略化による誤差について実証的に論じることである.具体的に以下の2テ-マに絞り分析した. 1)人口分布の中心性指標における集計単位の簡略化, 2)施設配置問題(pーメディアン問題,pーセンタ-問題など)における道路網や解法の簡略化 これらテ-マを分析するために、実際に行った作業を以下にまとめる 1)全国県別 市町村別デ-タ(国勢調査昭和45年,50年,55年,60年)及び位置座標デ-タの収集,入力,デ-タベ-ス化 2)熊本県,茨城県,岡山県,埼玉県,群馬県道路網デ-タの作成,入力及びデ-タ.ベ-ス化 3)ウェ-バ-点,pーメディアン問題,pーセンタ-問題,非制容施設配置問題のFORTRANによるプログラミング 4)地図のデ-タベ-ス化 これらの作業は,デジタイザ-,カラ-イメ-ジスキャナ-,パ-ソナルコンピュ-タ-,ワ-クステ-ションなどのハ-ドウェア機器,デ-タベ-ス,FORTRAN,BASIC,通信ソフトなどのソフトウェア技術を駆使し行った. 得られた知見及び成果の一部は、国際会議及び報告書で発表済みであり,また学会誌への投稿も準備を進めている
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