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海跡湖の湖底・湖岸の微地形分類を基礎とした湖沼環境変遷図の作成とデ-タ・ベ-ス化

研究課題

研究課題/領域番号 03227212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関愛媛大学

研究代表者

平井 幸弘  愛媛大学, 教育学部, 助教授 (30181134)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード海跡湖 / 環境変化 / 湖岸の人為的改変 / 挺水植物群落地 / カ-ド型デ-タベ-ス
研究概要

本研究は、海跡湖の生態系にとって最も重要な場であり、また湖沼景観の主要な構成要素である湖岸低地および沿岸帯の環境変化を明らかにすることを目的としている。昨年度は湖岸の人為的改変が著しい霞ヶ浦を対象とし、湖岸および沿岸帯での人工改変の現況(地形改変、堤防・護岸工事、その他の人工施設の設置など)と挺水植物群落地の発達状況を明らかにして、それらの情報を「霞ヶ浦湖沼環境図」として1枚の地図上に整理し、湖沼環境の変化について論じた(平井,1991;Hirai,1991)。今年度はこれらの様々なデ-タを系統的に整理し、今後日本全体の海跡湖の環境変化について分析・考察を進めるために、Macintosh(Apple社)上のカ-ド型のデ-タベ-スとして整備した。
このデ-タベ-スは、日本全国の海跡湖に関するものと、個々の海跡湖に関するものの2種類からなる。このうち前者は、湖沼図が刊行されている面積4km^2以上の海跡湖、および久々子湖、ポロ沼の合計24の湖沼を対象として、(1)地図、(2)衛星写真、(3)図表の3種類のデ-タ群から構成した。また後者は、(1)地図、(2)空中写真、(3)景観、(4)地形分類図、(5)図表の5種類のデ-タ群からなる。これらの各デ-タ群は、パソコン画面の特定の位置をマウスでクリックすることによって、容易にかつ瞬時に比較・検討できるようにリンクさせてある。このようなデ-タベ-スを利用することによって、湖沼全域における土地・水域利用、人為的改変、挺水植物群落地等の現況、これらの相互関係や変化状況を迅速かつ比較的正確にモニタ-できる。また、地図、空中写真を相互に検討することによって、パソコンの画面上で予察的な地形分類図の作成や、環境の総体的な一指標である景観についての客観的な分析道具としても活用することが可能である。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yukihiro HIRAI: "Environmental Changes at Coastul Lakes in Japan on the Basis of Geomorphological Land Classification and Land Use." 愛媛大学教育学部紀要,第III部,自然科学. 12. 31-39 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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