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琉球列島における土地利用形態の変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03227214
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関琉球大学

研究代表者

島袋 伸三  琉球大学, 法文学部, 教授 (40044862)

研究分担者 我那覇 念  琉球大学, 短期大学部, 非常勤講師
上原 冨二男  琉球大学, 法文学部, 非常勤講師
石丸 哲史  琉球大学, 法文学部, 助手 (50223029)
町田 宗博  琉球大学, 法文学部, 助教授 (10145518)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1991年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード琉球列島 / 土地利用 / メッシュ法 / 定量的手法 / 沖縄
研究概要

前年度の研究では、大正期から現在までの土地利用の変化を図化した。土地利用項目は山林原野、農用地、市街地であり、これら3カテゴリ-からみた両年時の土地利用を捉え、変化の分析を行った。これによって、沖縄島、宮古諸島、八重山諸島の土地利用を定性的に把握することが可能になり、地域的特性が明らかになった。
しかし、定量的な分析を行わなかったために、変化量の把握ができず、客観性に欠けるところがあった。確かに土地利用変化図によって変化の規模はある程度把握できるが、地域間の厳密なる比較は定量化以外には方策が考えられない。そこで、本年度は土地利用変化の定量化を図り、変化量の地域間比較を行った。前年度に作成した土地利用変化図をもとに定量的分析を行った。定量化への作業手順は以下の通りである。(1)地域的特性をみるため、沖縄島を5地域に区分する。(2)土地利用変化図を5万分の1スケ-ルに変換し、国土地理院発行の同スケ-ルの図幅に相当する範囲において100グリッドのメッシュを施す。したがって、1グリッドは、基準メッシュに4倍の面積に相当する。(3)1グリッド当りに100点のドットを打ち、ドットテンプレ-トによって各変化項目のドット数を計測する。(4)各地域における陸地の総ドット数を計測し、これによって各変化項目のドット数を除して、各地域における土地利用変化比率を算出する。以上のような手順によってえられた土地利用変化比率により、地域的特性を考察した。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 島袋 伸三,町田 宗博,上原 冨士男,石丸 哲史,我那覇 念: "琉球列島における土地利用形態の変化に関する研究" 近代化による環境変化の地理情報システム 平成2年度 総合報告書. (1). 191-198 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] SHIMABUKURO,S.,MACHIDA,M.,ISHIMARU,T.,UEHARA,F.,GANAHA,S.: "LAND USE IN OKINAWA" ENVIRONTMENTAL CHANCE and GIS. 1. 191-198 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 島袋 伸三,町田 宗博,石丸 哲史,上原 冨士男,我那覇 念: "琉球列島における土地利用形態の変化に関する研究" 近代化による環境変化の地理情報システム 平成3年度 総合報告書. 1. 169-174 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] Shimabukuro,S.: "Recent Resort Development by Big Enterprises and its Impact on Land Use in Okinawa" 琉球大学法文学部紀要 史学・地理学篇 第35号.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 島袋 伸三: "沖縄県におけるリゾ-ト開発の土地利用へのインパクト" 季刊 沖縄L+E(沖縄労働経済研究所).

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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