研究課題/領域番号 |
03228105
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
阿部 寛治 東京大学, 教養学部, 教授 (20016562)
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研究分担者 |
青木 尊之 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助手 (00184036)
坂口 尭 東京都立科学技術大学, 工学部, 助手 (40099338)
青柳 晃 九州産業大学, 工学部, 助教授
矢部 孝 群馬大学, 工学部, 教授 (60016665)
丹生 慶四郎 帝京技術科学大学, 情報学部, 教授 (90029398)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1991年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 省資源 / 省エネルギ- / 自家用乗用車 / アンケ-ト / 通行料徴収 / 環境問題 / 意識調査 / 中産階級 |
研究概要 |
当研究は省資源・省エネルギ-の本来の意味に立ち帰り、消費資源量を現在の1/5に抑え、かつ現在の生活水準を落さない高度技術社会の可能性を探るものである。種々の分野の技術的イノベ-ションの限界が見えつつある現在では、通常のハ-ド面での効率向上では1/5の省資源は達成できない。当研究では省資源のひとつの方策として機器の社会的共有を重視する。たとえば1台のマイカ-を5軒で共有すると、社会が必要とする車輌は1/5になる。この場合現在の私有財産制のもとでは「マイカ-の利便性がそこなわれる」という反論がたちまち発生するわけだが、当研究では現在の環境問題の克服は社会システムの変改なしにはできないと考えている。しかしもしマイカ-が1軒当り1日に5時間使われているとすると5軒によるアワカ-システムは時間的に成立しない。当年度はマイカ-の使用実態とマイカ-に対する意識調査をアンケ-トにより行なった。 (1)アンケ-ト発送先:千葉県内一戸建家屋居住者2830名。埼玉県内集合住宅居住者500名。群馬大学教職員1500名。東京工業大学卒業者5500名 (2)マイカ-の平均所有台数1軒と平均使用時間1/(台・日):前者は1.1台/軒、後者は1.1時間/(台・日)である。 (3)マイカ-使用自粛キャンペ-ンについて:東京都などが行なっている「水曜日は交通量を減そうキャンペ-ン」を知っている人が49%、知らない人が51%である。 (4)塔乗者1人の乗用車からの通行料徴収について:設問は「1人しか乗っていない車から通行料金徴収を行うことをどう思いますか?」である。「やめてほしい」が61%、「実施してほしい」が34%である。
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