研究課題/領域番号 |
03229120
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岡崎 威生 九州大学, 理学部, 助手 (90213925)
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研究分担者 |
松田 芳郎 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30002976)
松井 幸子 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (60003000)
浅野 長一郎 創価大学, 工学部, 教授 (30037288)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | マスメディア反応 / 社会科学文献 / 研究行動 / 連立潜在方程式モデル / 潜在クラスモデル / 潜在距離 / 調査票 / 非反復推定 |
研究概要 |
[1]青年層のマスメディア反応と芸術活動 マスメディアが青年層に潜在する意識・概念の構成に影響し、顕在する多様な言語・行動として観測されるモデルを、「わが国の芸術活動の動向に関する基礎研究」の資料を用いて青年の芸術活動の上で、諸種の潜在構造の数理的解法によって実証研究した。 [2]社会科学分野における研究行動の潜在構造の国際比較 成果として公表された文献を計量書誌学的に分析することにより研究行動を定量的に明らかにすることを目的とし、IBSSに収録された経済学文献および社会学文献のデ-タを用いて解析をおこなった。まず、文献で使用されている言語別の分布を通して、世界各国の社会科学分野の文献の出版状況の背後にある潜在構造(支配的言語、植民地支配の影響など)を明らかにし、さらに、国別にどのような主題(分類記号)に研究が集中しているかの分布構造の類似性を用いた階層的クラスタ-分析によって、各国の研究行動の特性を明らかにした。 [3]潜在構造分析のための統計的解析法の開発 (I)人間が種々の技術を学習する際の学習過程を説明するための、潜在クラスモデルを用いた潜在反応パタ-ンのパス分析法 (II)構造化された潜在距離モデルを用いた潜在連続特性の階層評価法 (III)探索的因子分析における母数の循環法による推定 (IV)数値的デ-タを扱う調査票における調査項目の分割・併合を用いた完全デ-タの構築を因子分析モデルに導入した、EMアルゴリズムを利用した推定法 (V)因子分析モデルでの、分散共分散行列の固有値分解を用いた独自因子分散行列に対する非反復推定法
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