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日本列島における生態システムおよび文明システムの変遷と人口変動

研究課題

研究課題/領域番号 03230204
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関上智大学

研究代表者

鬼頭 宏  上智大学, 経済学部, 教授 (50138377)

研究分担者 友部 謙一  徳山大学, 経済学部, 講師
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1991年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード日本列島 / 生態システム / 文明システム / 人口変動 / 人口分布 / 歴史人口学
研究概要

計画初年度の本年は主として分析の準備に宛て、史料調査とデ-タの収集を行い、以下の結果を得た。
1 日本列島における人口とその分布の長期時系列的統計の作成:既往推計の評価を行った。
2 中国、朝鮮半島の歴史人口統計の整理と吟味:各種文献のデ-タには異同が大きいが、日本の人口変化と共通する部分も多いことがわかった。
3 基礎資料としての宗門改帳の調査:茨城県と新潟県の村落および長崎市内の1町を対象にすることを決定した。
4 本来の課題研究に関連して以下の研究報告を行った。
(1)宗門改帳による既往研究に基づき、東北から中国地方に分布する26農村の有配偶出生力の比較した結果、前工業化期の西欧と比べ低い出生力を示すこと、地域差が大きく、概ね西高東低の傾向のあることを確認した。
(2)宗門改帳の史料的制約である乳児死亡率を推計する作業として、懐妊書上帳の分析を行い、江戸時代後期の乳児死亡率の水準は明治中期と同等、若しくは低い可能性のあることを見いだした。
(3)日本列島における文明システムの転換について議論を深めるために上山春平、川勝平太らとともに、「日本文明史の提唱」と題するパネルディスカッションを組織した(第60回社会経済史会学大会、1991年10月12日)。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 鬼頭 宏: "歴史からみる日本の出生力" 季刊.年金と雇用. 10ー2. 28-39 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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