研究概要 |
1.総括班として,平成3年度の本領域研究の発足にあたり,年間の運営方針を明確にすると同時に2種の册子を作製し配布した:(1)広報NO.3ー計画及び公募班員の研究歴と本研究における課題と抱負。(2)広報NO.4ー班員が研究上最近考えたこと・感概,班員の活動(国際会議・国内学会),新聞等の記事,関連する学会案内等を集録。 2.第3回公開シンポジウム 平成3年6月24日・25日の2日間にわたり,京大会館で開催した。12人の班員が研究成果を発表した。講演時間を50分としたので,各発表者のフィロゾフィ-も含めまとまった講演が行われ,討論も活溌であった。講演要旨集を配布した。 3.10月に文部省においてヒヤリングが行われた。資料として2点を用意した:(1)研究経過等の報告書ー全班員から研究進捗状況を報告して頂き,1990ー1991年間の発表論文リストを集録(250頁の大部のもの)(2)広報NO.5ー班員の活動(国際会議・国内学会における特別講演・招待講演・影頼講演リスト)と新聞報道記事を集録(24頁)。古川尚道・中村晃両教授と秋葉の3名が出席した。上記の資料は他領域にくらべても立派なものであったと確信している。 4.第4回公開シンポジウム 平成3年12月16日・17日の2日間にわたり,学士会館(東京・神田錦町)で開催した。14名の班員とマ-チン教授(ヴァンダ-ビルト大学)・ゼッペルト教授(ベルリン自由大学)・ア-ドエンゴ博士(デュポン研究所)の全講演を英語で行い,討論も活溌に行われた。本領域のわが国における研究レベルの高さと活力を外国人研究者に充分に納得させたシンポジウムであった。 5.平成3年度研究成果報告書 計画・公募全班員の本年度の成果をとりまとめ,平成4年3月に作製し,関係者に配布した。総括班として,単結晶X線自動解析装置を購入し,班員の共同利用に供している。
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