研究課題/領域番号 |
03235103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中田 育男 筑波大学, 電子情報工学系, 教授 (70133022)
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研究分担者 |
湯浅 太一 豊橋技術科学大学, 情報工学系, 助教授 (60158326)
斎藤 信男 慶応義塾大学, 環境情報学部, 教授 (10015977)
和田 英一 東京大学, 工学部, 教授 (50010723)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
1991年度: 9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
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キーワード | ソフトウェア工学 / ハッカ- / オブジェクト指向 / プログラムの部品化と統合化 / プログラム変換 / プログラム言語 / プログラム移植 / プログラム生成 |
研究概要 |
本重点領域研究のA01班は、高機能高品質ソフトウェアはいかにあるべきか、いかに作るべきかを大所高所から討論、検討するのを目的としている。班会議は11月1〜2日(熱海)、3月6〜7日(城崎)の2回を開催し、出席者はそれぞれ13名、10名であった。 中田のグル-プは、高機能高品質ソフトウェアをある程度機械的に生成する方法として、コンパイラ生成系の改良方法を提案した。具体的には、正規表現に直接意味規則を書いたものからプログラムを生成する方法と、手書きの1パスコンパイラで行われているようなバックパッチをするプログラムを生成する方法を考察した。 斎藤のグル-プは、ソフトウェアの部品が多く存在すると仮定して、その上で部品の統合化をはかり、高度なソフトウェアを実現する方式を論じ、UNIX環境で稼働するさまざまな小言語(small language)や文書処理系を例として検討した。 湯浅のグル-プは、高機能高品質ソフトウェアを開発する一手法として、既に高い評価を受けている高機能高品質ソフトウェアの改造を実際に行うことを試みている。具体的には、2つの言語システム、GCC(C言語コンパイラ)とKCL(LISP処理系)に、SIMD型超並列計算機能を追加する改造をほぼ完成した。
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