研究課題/領域番号 |
03236102
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小倉 協三 東北大学, 反応化学研究所, 教授 (80006303)
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研究分担者 |
砂本 順三 京都大学, 工学部, 教授 (80037811)
大橋 守 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (70015535)
杉浦 幸雄 京都大学, 化学研究所, 教授 (40025698)
楠本 正一 大阪大学, 理学部, 教授 (30028253)
市原 耿民 北海道大学, 農学部, 教授 (20000820)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
1991年度: 14,900千円 (直接経費: 14,900千円)
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キーワード | 動的天然物化学 / 精密構造認識 / 生体低分子 / 糖質 / 核酸 / 酵素 / 励起分子 / 細胞表層 |
研究概要 |
計画研究のみならず公募研究を含めて、研究者相互の討議と情報交換を活発に行ないながら研究を推進した。その間、班員間で11件にのぼる協同研究が生まれて成果を収めた。本年度第1回目の会合は京都において第3回総括班会議、班会議、全体会議および第2回公開シンポジウムを6月10〜11日に行ない、各班員に重点領域研究の意義と推進方法を徹底させるとともに、各班の研究計画の説明を行なった。各班会議は、班員同志の充分な情報交換と総括班評価グル-プが全体を通じて出席でき、班相互の出席も可能であるように考慮した。そのため班全体を2分割して、2、3、5、6班は7月29〜30日に大阪箕面で、また1、4班は8月6〜7日札幌定山渓でそれぞれ泊まりがけで行った。各自研究の進捗状況とその後2年間の研究計画を詳細に説明し、活発な討論を行ない情報交換の実を充分に挙げることができた。第3回公開シンポジウムは仙台において12月3〜4日に行ない、さらに第4回総括班会議、班会議を開催し、班員相互の情報交換を行なった。協同利用設備として、分子構造解析用コンピュ-タ-が名古屋大学農学部に設置されており、随時班員の利用にあて、協同利用の実を挙げている。これによれば複雑な構造の化合物の安定な形や、分子間相互の存在状態の計算を行ない、さらに核磁気共鳴装置を用いた2次元NOE測定値からの距離情報と連動させることにより計算値を実験値と対比させることができる。本年度は、1次元の分解能を向上させるべくデ-タ-変換端末システムおよびソフトウエア-を追加設置することにより、分子計算とNMR解析が同時に可能となった。これにより混雑が解消し、コンピュ-タ-グラフィックによる精密構造認識化学の実験科学として実績をあげた。一方、各班の研究課題を中心に班員以外の研究者の出席を含めた生物発光研究会および花色素の構造研究会も開催した。
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