• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

言語・パタ-ン情報からの概念形成と知識獲得

研究課題

研究課題/領域番号 03245107
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関独協大学

研究代表者

波多野 誼余夫  獨協大学, 教養部, 教授 (60049575)

研究分担者 小嶋 惠子  国立音楽大学, 音楽学部, 教授 (00050782)
亀田 弘之  東京工科大学, 工学部, 助教授 (00194994)
藤崎 博也  東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (80010776)
杉原 厚吉  東京大学, 工学部, 教授 (40144117)
堀 浩一  東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教授 (40173611)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
24,700千円 (直接経費: 24,700千円)
1991年度: 24,700千円 (直接経費: 24,700千円)
キーワード未知語の意味推定 / 複合語の構造解析 / 図形からのパタ-ン概念形成 / 知識の言語化支援
研究概要

言語的情報からの概念形成・知識獲得について:未知語(漢字で表記される複合語)の意味の推定における知識の役割と処理機構に関して成果が得られた。(1)波多野・小嶋は一連の実験で人間(主として大学生)が未知語の意味の推定において、どのような知識をどのように利用しているかを調べ、次の5種類の知識の利用を確認した。1)未知語の構成要素である漢字の原型的意味、2)複合語の構成規則(構成要素の順序に関する規則)、3)世界に関する知識、4)語スキ-マ(どのような意味が一語で表されうるかに関する知識)、5)類似する単語の構成についての知識(用例)。(2)亀田は、未知語を処理するシステムを構築するために、単語の構成要素が2つの複合語の内部構造を自動的に解析し、単語の意味を推定することのできるプログラムを作成した。
非言語的パタ-ン情報からの概念形成・知識獲得について:次の2つのテ-マに関し、相当の成果が得られた。(1)杉原は、図形からのパタ-ン概念の形成の計算論的モデルを作ることをめざして、対象図形を基本的要素とその組み合わせとしてとらえる枠組みの中で、対象図形の数がある程度増えると、それ以上新しい対象図形を追加しても基本的図形要素が変化しないという意味で安定な状態が得られることを示した。(2)堀は、言語化可能ではあるけれども通常は言語化されていないような知識を言語化することを支援するためのシステムを作成し、実験を行なった。与えられた複数の対象についての多次元デ-タを空間表現することにより、感性に関わる知識を喚起する手法を提案した。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 杉原 厚吉: "図形からのパタ-ン概念の形成について" 電子情報通信学会第二種研究会資料. LA91ー9. 1-8 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi