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言語および図形による相補的知識獲得に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03245221
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関福岡工業大学

研究代表者

横田 将生  福岡工業大学, 工学部, 教授 (50112313)

研究分担者 白石 正人  福岡教育大学, 教育学部, 助手 (70216183)
田町 常夫  福岡工業大学, 工学部, 教授 (90037656)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1991年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード自然言語理解 / 知識獲得 / 図形理解
研究概要

自然言語概念学習システムのプロトタイプを作成した。このシステムは、教授者(人間)が学習内容を自然言語(英語)または抽象線図形(軌跡パタン)を取り込み、記号論理式として解釈内容に関して推論をするものである。システムが自然言語概念を正しく学習したか否かは、その推論内容の妥当性で判定する。今年度の具体的な作業項目は以下のようである。
1.自然言語解釈部の作成:自然言語解釈部は、形態素解析、構文解析、意味構造生成、および意味解析過程より成る。この部分は、既に作成している自然言語理解(質問応答)システムIMAGESーIIIの入力文解析部を改造することにより作成した。
2.線図形解釈部分の作成:線図形解釈部は、線図形パタン(時空間パタン)の特徴点を取り込み、概念パタン(記号論理式)として解釈する。パタンの特徴点は、ワ-クステ-ション(購入希望)のウインドウを通し、ある許容範囲を持った時空間座標点列として取り込むようにした。
3.推論処理部の作成:IMAGESーIIIの演繹推論部の改善と、取り込まれた具体例(正および負の事例)を一般化(概念化)する簡単な帰納推論機構(定数部分をある条件で変数に変える)を付加している。
4.言語応答部の作成:学習形成された自然言語概念が妥当なものかを判定するために、推論を行わせ、その結果を自然言語文として出力させる。例えば、「運ぶ」という概念の学習後、人間が「太郎が本を運ぶ」を線図形または言語で入力し、システムが「太郎が移動する。本が移動する。...。」というような応答文を出力すれば、システムは正しく「運ぶ」という概念を理解したと判定できる。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横田 将生: "自然言語理解システムIMAGESーII" 電子情報通信学会論文誌. J74Dー9. 1243-1254 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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