研究課題/領域番号 |
03246101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
新井 敏弘 筑波大学, 物理工学系, 教授 (10015745)
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研究分担者 |
菅野 暁 姫路工業大学, 理学部, 教授 (70013464)
後藤 武生 東北大学, 理学部, 教授 (10004342)
渡部 三雄 広島大学, 総合科学部, 教授 (20004286)
美浜 和弘 大同工業大学, 応用電子学科, 教授 (50023007)
山本 恵一 神戸大学, 工学部, 教授 (80031087)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
1991年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | クラスタ-フィジックス / メゾスコピック粒子 / 量子サイズ効果 |
研究概要 |
今年度は計画研究のうちA01班(理論)が科学研究費補助金の交付願を提出することを失念したので、A01班の全員をA02班に吸収するとともに、A02班を理論グル-プと実験グル-プに分割し研究を進めることにした。またこの理論グル-プには、総括班,A02,A03班から研究費を分け、実質上計画研究に変更がないようにしたので、研究遂行上には何の支障もなかった。また公募研究も全員各班に編入し、計画研究と一体になって研究を遂行して頂くように組織化し、研究能率の向上につとめた。 研究成果の発表と共同研究の強化を目的として、A02班理論グル-プ,A02班実験グル-プ,A03班とも1回の研究会を開催した。また総括班を中心として、全体会議を2回開催し、研究の促進・情報交換の緊密化をはかった。これらの研究会の詳細は、その都度総括班で報告書の形で編集し、文部省に報告するとともに全研究者に配付し、研究遂行上の便を図った。 特筆することは、昨年のはじめC_<60>にNaやKを添加すると超伝導性を示すことが報告されて以来、急激にフラ-レンの研究が活撥化し、当研究班でもかなりの方々が、当初の目的の研究以外にフラ-レンの研究を行なうようになり、研究会に於いての報告がかなりなされた。またシリコンの電場発光が昨年発表され、それについて活撥な討論が研究会でなされたのが印象的であった。 今年度の研究経過および成果についての詳細は、現在印刷中であり、3月末には文部省へ提出する予定であるが、主要発表論文数だけでも、100件以上におよんでいる。
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