研究課題/領域番号 |
03250104
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 卓史 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (80155837)
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研究分担者 |
佐々木 節 京都大学, 理学部, 助教授 (70162386)
坪野 公夫 東京大学, 理学部, 助教授 (10125271)
植田 憲一 電気通信大学, レーザー極限技術研究センター, 教授 (10103938)
河島 信樹 宇宙科学研究所, 教授 (60013702)
藤本 真克 国立天文台, 助教授 (90107475)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1991年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 一般相対論 / 重力波 / レ-ザ- |
研究概要 |
総括班の主な活動は、(1)2回総括班会議を行って、研究推進の方向性の議論を行ったこと。(2)10月2日〜4日にかけて、関西セミナ-ハウスにおいて泊まりがけでシンポジウムを開いた事。(3)月1回のペ-スで、実験グル-プの主要メンバ-が集って、技術検討会を行った事である。以下にその要点を述べる。第1回の総括班会議は1990年11/26から1991年6/13までの6回の技術検討会のまとめを含めて7月11日に開催された。シンポジウムの内容については、今回は領域がスタ-トしたばかりでもあるので、各計画研究・公募研究の代表者に、まだ成果がない場合でもこれから何をしようとしているのかを話してもらう事になった。又、基礎技術(8Lを小さくする)を重視するのか、システムを作りあげつつそうするのかについて活発な意見を交した。シンポジウムは2泊3日で朝から晩までいっぱいつまったプログラムで70名の参加を得て活発な討論が行なわれた。講演数は40で、その内容は報告集として日本語で367頁のものにまとめ、関連分野の研究者に広くその成果を伝える努力をした。第2回総括班会議はシンポジウム中に開かれ、来年度の方針を決めた。理論を中心とした「一般相対論と重力」に関する研究会を12月4〜6日に都立大で開催し、120名の参加を得た。44の講演内容は、英文の報告集として399頁のものにまとめ、国内のみならず諸外国にも研究成果を広めた。技術検討会は、1992年4月予定の第14回までは、真空技術、レ-ザ-の安定化、リサイクリング、地殻変動測定、防振等のテ-マを、約2回ずつ各研究機関をまわって行って来たが、今や中間段階のまとめをする時期と考えられる。今まての検討事項をもとにして、kmクラスの干渉計を作る上での諸問題を深く堀り下げたレポ-トを作るべく現在作業を進めている。
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