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DNAに結合する節分化制御因子群の機能の解析

研究課題

研究課題/領域番号 03254210
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

鍋島 陽一  国立精神・神経センター, 神経研究所, 所長 (60108024)

研究分担者 松崎 文雄  国立精神, 神経センター・神経研究所, 室長 (10173824)
藤沢 淳子  国立精神, 神経センター・神経研究所, 室長 (60209038)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードMyoD Family / bHLH / 転写調節 / 筋分化制御因子 / エンハンサ- / MLC box
研究概要

筋細胞分化の分子機構解明を目的として、ミオシン軽〓遺伝子の2つのシス因子に対する作用を検討することにより、筋分化制御因子群の転写因子としての性質を検討した。
MyoD,Myogemin,MRF4発現プラスミドとMLC1f遺伝子の上流領域にCAT遺伝子と連結し、称維芽細胞にトランスフェクトし、転写誘導活性を測定した。(1)MyoD,Myogeminは転写を誘導するが、MRF4は誘導できない。(2)MyoD,Myogeminによる転写誘導には-2Kb付近に存在するエンハンサ-が必須である。(3)エンハンサ-領域には5ケのEーboxが並んでいるが、MyoDは5'側の2ケのEーboxを認識して転写を誘導するが、Myogeminはこれとは異なるEーboxを介して転写を誘導する。この結果、節分化因子はエンハンサ-の活性化という面から見ると明らかに異なる機能を有していることが示唆された。
収縮タンパク遺伝子のプロモ-タ-領域にはCArG/MLC boxが存在し、プロモ-タ-活性に重要な役割を担っている。そこで筋分化制御因子がCArG/MLC boxを活性化するどうかを検討したところ、直接結合するとの結果は得られなかったが明らかに活性化することがわかった。おそらく、inter mucliate Trans cription fuctorの転写誘導を介して活性化すると考えられる。
エンハンサ-,CArG/MLC box,MーCAATモチ-フ,MEFーIIなどこれまで知られた筋細胞で特異的に発現する遺伝子のシス因子は全て、節分化制御因子の制御下にあり、一元的に支配されている可能性が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Fujisawa・Sehara A,;Nabeshima Y.et al: "Differential Transーactivation of muscleーspeific regulatory elements incladuig the MLC box by ehichen Myod.Myogen,and MRF4" J.Biol.Chem.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] Nabeshima Y.et al: "Positive and Negative Glew Regulutin in Mcosele." Moleilar and Cellalar Biology of Murche development.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] Nabeshima Y.et al: "Myosin alhali light chain(MLC)gene regulatin during myogemesis" Moleailar approaches to the study and treatment of human disenses.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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