研究課題/領域番号 |
03257104
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山田 康之 京都大学, 農学部, 教授 (50026415)
|
研究分担者 |
町田 泰則 名古屋大学, 理学部, 教授 (80175596)
西 荒介 富山医科薬科大学, 薬学部, 教授 (50019098)
中村 研三 名古屋大学, 農学部, 助教授 (80164292)
大山 莞爾 京都大学, 農学部, 教授 (40135546)
旭 正 名古屋大学, 農学部, 教授 (10023392)
|
研究期間 (年度) |
1991
|
研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
|
配分額 *注記 |
10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
1991年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
|
キーワード | 高等植物 / 植物細胞 / 器官細胞 / シンク・ソ-ス両機能 / 大量集積機構 / 物質集積機能 / 代謝産物 / シンク機能発現 |
研究概要 |
本研究は、植物細胞による代謝産物の集積過程を研究対象として、シンク器官細胞における特定物質の大量集積機構と、シンク・ソ-ス両機能の相互転換・可変性の機構を分子的基礎の上に解析することを主要な目的としている。本総括班は、本重点領域研究の2年度に当り、計画班の研究ならびに公募研究の推進企画を正しく把握し、研究目的達成のために適宜助言、指導を与え、さらに、計画班間ならびに班員の連絡を緊密にして、研究成果の相乗効果が得られる研究体制・環境を整えることを目的とする。本年度は、総括班主催で三つの小研究領域班合同の研究成果発表会を開催した。2年度のあたるため、多くの研究成果がすでに報告され、本重点領域研究がきわめて円滑に進展していることを確認した。参加研究者間の緊密な連絡を保つためのニュ-スの発行を行った。最終年度は、トッピクス的な小論文の掲載を企画する。本研究の目的に沿ったシンポジウム企画開催した。物質集積の分子機構に関するテ-マについて発表討論が活発に行われた。本重点領域研究の中間時点にあたり、若手研究者の啓蒙を行うため、物質集積関連にきわめて重要なワ-クショップ実施、多くの若手研究者の討論参加を得た。総括班は以上の業務から得られる計画研究全般の進展状況と研究成果の評価にもとずいて班構成の検討を厳しく行い、よりよく研究が実施されるように班構成の変更を実施した。また、研究代表者および成果評価委員は、年度末に各計画研究班員および公募研究採択者の研究成果を評価し、最終年度の研究目的達成に努めた。今後シンク機能発現と物質大量集積の分子機能解明という目的達成に努力すると共に、シンク・ソ-ス両機能の相互転換の分子機構の解析も達成できるよう各小研究領域班の交流に務め、効率よく研究が遂行され、本重点領域研究の目的が達成できるよう努力する。
|