研究課題/領域番号 |
03260101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大塚 正徳 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (60013801)
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研究分担者 |
佐藤 昭夫 東京都老人総合研究所, 副所長 (60072980)
熊澤 孝朗 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (20022775)
高倉 公朋 東京大学, 医学部, 教授 (90109984)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
18,100千円 (直接経費: 18,100千円)
1991年度: 18,100千円 (直接経費: 18,100千円)
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キーワード | 痛覚 / 無髄C線維 / 内因性活性物質 / 痛みの伝達機構 |
研究概要 |
痛みのメカニズムを解明する目的で本年度より発足した本重点研究では、痛みを伝える第一次求心性ニュ-ロンのうち、とくに遅い痛みの伝達に関与する細い無髄C線維に焦点をあて、痛みの伝達に関与する内因性活性物質ならびに痛覚の情報伝達機構について研究に取り組んでいる。本総括研究班は、本重点研究の計画研究および公募研究が相互に協力、連絡し合ってより効率的に研究を進められるように総括した。 1.重点研究の研究計画の推進:総括班班員が一同に介した総括班会議を平成3年10月と平成4年1月に開催し、重点領域研究の進行状況を把握し、また今後の研究の進め方について基本的考え方を話し合った。 2.ニュ-スレタ-の発行:各研究班員の研究開始状況報告を、第1回ニュ-スレタ-として平成3年9月に発行し、本年度の研究成果報告を、第2回ニュ-スレタ-として平成4年3月に発行した。 3.全体班会議の開催とその概要:平成4年1月16ー17日東京において、総括班、計画研究第1班、第2班、公募研究班の班員全員による全体班会議を行い、各自の研究成果を報告し、今後の協力体制を話し合った。 (1)研究計画第1班の各班員より、疼痛伝達物質とその受容体・受容機構に関する生化学的、分子生物学的ならびに細胞生物学的研究の概要と今後の計画について、計画研究第2班の各班員より、遅い痛みを伝える一次求心性C線維の末梢および中枢内伝達機構に関する生理学的、解剖学的、臨床的研究の研究概要と今後の計画について、公募研究班員より、それぞれの痛みの伝達機構に関する研究の概要の報告を受けた。 (2)本重点研究の特色である学際性、異なった領域間の共同研究体制を有効に機能させるために、ワ-クショップを開催して班員相互間で研究方法および情報を交換して研究の推進に役立てるよう計画を話し合った。
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