研究課題/領域番号 |
03262213
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
飯田 滋 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (30012777)
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研究分担者 |
宮崎 力 東京理科大学, 基礎工学部, 助手 (40190764)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 高等植物 / アサガオ / トランスポゾン / 転移調節因子 / アントシアニン色素生合成 / DFR遺伝子 / 遺伝子の発現制御 / 紋り花 |
研究概要 |
高等植物において、フェニルアラニンを出発物質とするフェニルプロパノイド生合成系は、アントシアニン類などの色素、フィトアレキシンなどの植物病原体に対する防御物質など多数の生理活性物質の生合成経路であり、この経路の産生物質は、植物由来の医薬品としても古くから注目されている。一方、可動遺伝子は転移、挿入、欠失、逆位など種々のDNA再編成を引き起こし、遺伝子の発現を調節しうる遺伝因子の総称である。本研究では有用生理活性物質の生合成系遺伝子の調節のパラダイムとしてアントシアニン系色素の生合成系遺伝子の発現を調節する可動遺伝因子に注目し、アサガオ、マルバアサガオやサツキなど各種の紋り花の品種より、新しい可動遺伝因子を探索し、その構造解析を行わんとするものである。(1)紋りアサガオの一系統のアントシアニン色素生合成系遺伝子の一つDFR遺伝子中にトウモロコシの転移因子Spm類縁の新しい転移因子が存在することを見いだした。(2)紋り花のアルバアサガオより高分子DNAを高収量で得る技術を確立し、種々のアントシアニン色素生合成系遺伝子のcDNAなどをプロ-ブとして構造解析を行ったところ、一系統のマルバアサガオのDFR遺伝子内にDNA再編成が起こっていると考えられる結果を得た。(3)野外で育成しているサツキ、ツツジなどの新芽や若葉より高分子DNAを抽出することは、はなはだ困難であったが、ツツジにおいて花より高分子DNAを高収量で得る技術を確立した。
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