研究課題/領域番号 |
03299104
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
後藤 明 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50079224)
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研究分担者 |
池田 修 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (00030122)
佐藤 次高 東京大学, 文学部, 教授 (10012981)
応地 利明 京都大学, 文学部, 教授 (60024212)
清水 展 九州大学, 教養部, 助教授 (70126085)
板垣 雄三 東京大学, 東洋文化研究所, 名誉教授 (10014458)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1991年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | イスラ-ム / 都市論 / 研究計画の運営・調整 / 研究連絡・広報活動 |
研究概要 |
昭和63年〜平成2年度の3年間にわたって行なわれた重点領域研究「イスラムの都市性」の研究活動をうけて、その成果のとりまとめ、および整理を目的とした本研究活動では、具体的には次のような活動が行なわれた。 1.『事典イスラ-ムの都市性』の刊行:本事典は、研究成果を集大成し、かつ一般に成果を公開するという目的で企画された。「イスラムの都市性」旧研究分担者のほぼ全員(125名)が執筆し、さらに、分担者以外からも126名の研究者の参加をえて実現した本事典は、総項目数422、総頁700頁からなる。イスラ-ム研究と都市研究という2つの視座から「イスラ-ムの都市性」にアプロ-チし、それを通じて新たなイスラ-ム理解、都市理解の枠組みを提出することを意図している。一方で、わかりやすい内容の読む事典としても位置づけられ、丁寧な索引とともに、一般読者のイスラ-ム理解、都市理解を助けるものと期待される。編集には、事務局全体としてあたり、3年間の研究活動の最も大きな成果のひとつといえる。 2.「イスラムの都市性」研究活動の枠組みでは、多数の出版物の刊行が企画され、そのうちの一部は既に刊行された。本研究班では、その調整、連絡を行なった。出版された刊行物の一例としては、次のようなものがある。 『イスラム都市研究ー歴史と展望』(三浦徹・羽田正編)東京大学出版会、平成3 『イスラムの都市性 全体集会』第三書館、平成3 『都市文明イスラ-ムの世界ーシルクロ-ドから民族紛争まで』クバプロ、平成3 「特集・都市からみたアジア」(友杉孝編)『東洋文化』72、平成4 Jun Nishikawa(ed.),Bibliography on Islamic Economics and Urbanism,Tokyo,1991.
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