研究課題/領域番号 |
03301015
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
副田 義也 筑波大学, 社会科学系, 教授 (70086320)
|
研究分担者 |
藤村 正之 武蔵大学, 人文学部, 助教授 (00190067)
畠中 宗一 大阪市立大学, 生活科学部, 助教授 (10141855)
横山 和彦 新潟大学, 経済学部, 教授 (90060467)
本間 真宏 東京家政大学, 家政学部, 教授 (50096369)
岩瀬 庸理 筑波大学, 社会科学系, 教授 (30066287)
樽川 典子 筑波大学, 社会科学系, 講師 (00141218)
岡本 多喜子 東京都老人総合研究所, 社会福祉部門, 研究員 (20142648)
|
研究期間 (年度) |
1991 – 1992
|
研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
|
配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
|
キーワード | 社会保障 / 厚生省 / 衛生行政 / 社会行政 / 労働行政 / 社会保険行政 / 福歓国家 / 内務省 / 社会保障制度 / 生活保護制度 / 児童福祉制度 / 政治闘争 |
研究概要 |
戦後日本における社会保障制度の研究を、毎月二つずつ主題をさだめ、研究代表者の統括のもとで、研究分担者二人がそれぞれの研究をおこない、代表者、分担者全員参加の研究会でこれを発表し、討論をしてもらい、まとめてきた。今年度の毎月の主題はつぎのとおりであった。 4月、近代国家の形成と内務省の行政/『厚生省50年史』の作成について。 5月、内務省の衛生行政/『厚生省50年史』の作成について(2)。 6月、内務省の社会行政、労働行政、社会保険行政/社会保障研究の諸論点。 7月、厚生省の創設と厚生行政/戦時体制下の厚生行政。 9月、戦時下の衛生行政と社会行政/施設内文化の研究。 10月、戦時下の労働行政と社会保険行政/『厚生省50年史』の編集について。 11月、戦後復興期の厚生行政/『厚生省50年史』の編集について(2)。 12月、戦後復興期の衛生行政/占領政策と福祉政策。 1月、戦後復興期の社会福祉行政/社会福祉史の研究方法について。 2月、戦後復興期の社会保険行政/老人ホーム像の多様性と統一性。 3月、高度成長期の厚生行政(予定)。 以上をつうじて、総力戦体制がわが国の福祉国家体制の厚型をつくったこと、明治以後の内務行政と敗戦以後の厚生行政に一部共通する型が認められること、衛生、労働、社会保険、社会福祉の四分野の進展に顕著なタイム・ラグがあることなどがあきらかになり、それぞれの検討が進みつつある。
|