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祭りの総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03301024
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関椙山女学園大学

研究代表者

鈴木 俊道  椙山女学園大学, 人間関係学部, 教授 (30065031)

研究分担者 細辻 恵子  樟蔭女子短期大学, 助教授 (90199505)
黒柳 晴夫  愛知学院大学, 教養部, 教授 (80097691)
丸木 恵祐  金城学院大学, 文学部, 教授 (30079454)
飯田 剛史  富山大学, 経済学部, 教授 (10127045)
松本 通晴  同志社大学, 文学部, 教授 (90066142)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1991年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワード精神的より所 / まとまりのシンボル / 地域の活性化 / 地域住民と祭り
研究概要

1.今年度は、全体での研究会は行わず、各研究者それぞれの対象地域での調査に集中した。なお必要な場合は事務局が出むいて調整することにした。
2.村落と祭り部門では、代表者が村落連合的な特色がみられる知多半島の虫供養行事を前年に引き続いて調査した。いずれの地域でも、この虫供養は地域の精神的なより所と受けとめられていた。分担者安藤は愛知県北設楽郡一帯で行われている「花祭り」の集落を調査し、分担者黒柳は渥美郡田原町・豊橋市細谷町及び御幸町で開拓移住者の祭り調査を実施した。どの地域でも祭りは地域住民の精神的なより所として、まとまりのシンボルとして強く意識されている。分担者丸木は離島村落と祭りをテーマに長崎県南松浦郡有川町(五島)の実態調査を行った。鯨まつりとして知られる旧郷社有川神社の祭礼は地域意識と強く結合しながら捕鯨という産業構造とも
深く結びついている。また分担者木村は漁村地帯伊勢志摩の祭り調査を実施した。
3.都市と祭り部門では、分担者山本が都市労働者に、分担者松本は地方都市(新居浜市)に、分担者細辻は都市文化(津市)に、分担者黒田は都市行政(半田市)に、分担者飯田は都市宗教(大阪市)に、それぞれ焦点をあて、それらと祭りとの関連を実態調査で追求した。飯田は在日コリアンの祭りを通して彼らの宗教と社会を把握しようと試み、松本は祭り行事(太鼓台祭り)とそれを担う市民の生活を探るなかで、地域の活性化と祭りを理解しようとした。
4.研究成果報告書では、それぞれの研究成果を並列的に報告するだけではなく、メンバー全員による討議をいますこしつみ重ねることによって、できるだけ祭りを総合的に把握したいと考えている。

報告書

(2件)
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 鈴木 俊道: "むらと民俗行事" 北川隆吉編『時代の比較社会学』青木書店. 65-81 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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