研究課題/領域番号 |
03301043
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 川村学園女子大学 |
研究代表者 |
尾藤 正英 川村学園女子大学, 文学部, 教授 (80011279)
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研究分担者 |
岡中 正行 帝京女子短期大学, 助教授 (70169126)
鈴木 淳 国文学研究資料館, 文献資料部, 助教授 (40162953)
平野 満 明治大学, 文学部, 助教授 (10189855)
田崎 哲郎 愛知大学, 文学部, 教授 (30064728)
石川 松太郎 日本女子大学, 文学部, 教授 (20147870)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1991年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 江戸時代 / 門人帳 / 学生名簿 / 洋学(蘭学) / 漢学 / 国学 / 医学 / 文人 |
研究概要 |
前年度に引き続き、以下の活動を行った。 1.門人帳や学生名簿に関する現在の研究状況を把握し、それを共通の知見とするために、10月31日(東京、明治大学)において研究集会を開催し、研究分担者である木村礎と梅沢ふみ子による研究発表を聞くとともに、情報や意見の交換を行った。 2.門人帳および関係資料などの原本を調査するために、東北大学付属図書館狩野文庫および宮城県図書館を共同で調査し、藩校である養賢堂の「養賢堂諸生鑑」「書生名年調」などの資料を調査し複写した。また、長崎県立長崎図書館および長崎市立博物館等において、水田紀久・日野龍夫・岡中正行・川名登・尾藤正英・沼田哲が各自調査を行い、長崎聖堂祭酒であった向井家門人帳をはじめとする向井家関係資料等の調査を行い写真複写を入手した。また別に、岡中は本居宣長記念館(三重県松阪市)、天理大学付属図書館(奈良県天理市)において、本居春庭、同内遠などの門人帳を調査し複写した。鈴木淳は広島県竹原市立図書館を中心に、頼山陽についての調査を行った。平野満は名古屋市立鶴舞図書館において、「医家姓名録」を始めとする資料の調査収集を行った。 3.門人帳や学生名簿の類の所在目録を、漢学・国学・洋学について作成した。 4.門人帳に記載されているデータをコンピュータに入力し、近世における学問の普及状況について検索するためのデータベースを作成すべく、岡中が中心となり本居宣長・皆川淇園・諸方洪庵などの門人帳を入力した。 5.石川松太郎が中心となり「升堂記」を、鈴木・岡中が「藤垣内門人録」、平野が「賀川門籍を翻字した。
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