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キシレンにおける用量ー作用関係

研究課題

研究課題/領域番号 03304032
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学
研究機関京都大学

研究代表者

池田 正之  京都大学, 医学部, 教授 (00025579)

研究分担者 竹内 康浩  名古屋大学, 医学部, 教授 (90022805)
桜井 治彦  慶応義塾大学, 医学部, 教授 (70051357)
渡辺 孝男  宮城教育大学, 教授 (20004608)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1991年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワードキシレン / 自覚症状 / 職業病疫学 / 拡散型サンプラ- / 中枢神経系症状 / 局所刺激症状 / アンケ-ト調査
研究概要

キシレン曝露労働者における曝露濃度と自覚症状の発生頻度との対応を解析するため主にキシレン(キシレンの3つの異性体の合計が曝露溶剤の70%を占める)の曝露を受けている労働者約200名およびほぼ同数の非曝露労働者を対象とした調査を行なった。曝露濃度は活性炭使用拡散型個人サンプラ-を用いて、時間加重平均濃度を求めた。自覚症状調査は井上(1983)の自覚症状調査票(一部追加:作業中の自覚症状12項目、最近3カ月の自覚症状59項目)を用いた。曝露群の自覚症状頻度は作業中、最近3カ月ともに対照群に比べ有意に高かった(P<0.01)。また曝露群を2群(1ー20ppm,21ppm以上)に分類し、頻度を比較したが、濃度依存性は認められなかった。一方、各自覚症状別に見ると、作業中においては、「鼻が刺激される」、「のどが痛い」などの局所刺激症状および「頭がふあふあする」、「めまいがする」、「頭が痛む」などの中枢神経系の症状において対照群に比して頻度が高かった。また、最近3カ月の症状においては、「物忘れする」、「体がだるい」、「手足がだるい」、「握力が弱くなった」、「皮膚があれる」、「せきがよく出る」などの症状の頻度が対照群に比べて高率であった。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Y.Uchida et al.: "Subjective symptoms among xyleneーexposed workers." Int.Arch.Occup.Environ.Heaalth.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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