研究課題/領域番号 |
03304050
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物質生物化学
|
研究機関 | 名古屋大学 (1993) 鹿児島大学 (1991-1992) |
研究代表者 |
村松 喬 名古屋大学, 医学部, 教授 (00030891)
|
研究分担者 |
入村 達郎 東京大学, 薬学部, 教授 (80092146)
川嵜 敏祐 京都大学, 薬学部, 教授 (50025706)
遠藤 正彦 弘前大学, 医学部, 教授 (20004616)
永井 克孝 東京都臨床医学総合研究所, 所長 (80072974)
斎藤 政樹 自治医科大学, 医学部, 教授 (60012762)
長谷 純宏 大阪大学, 理学部, 教授 (80028232)
牧田 章 北海道大学, 医学部, 教授 (60004561)
鈴木 明身 東京都臨床医学総合研究所, 部長 (70134533)
小川 智也 東京大学, 農学部, 教授 (30087572)
瀬野 信子 お茶の水女子大学, 理学部, 教授 (40017182)
山科 郁男 京都産業大学, 工学部, 教授 (70025675)
|
研究期間 (年度) |
1991 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
19,300千円 (直接経費: 19,300千円)
1993年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1991年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
|
キーワード | 糖タンパク質 / 糖脂質 / ガングリオシド / 細胞接着 / 糖転移酵素 / レクチン / ムチン / 糖鎖欠損 / 統鎖生物学 / プロチオグリカン / 発生分化 / 統転移酵素 / マクロファ-ジ / エンドサイト-シス / 癌転移 / ガラクト-ス転移酵素 / エンドグリコシダ-ゼ |
研究概要 |
α-1,3-フコース転移酵素cDNAの導入と強制発現により、L細胞のインテグリン依存性の接着が促進された。ヒト骨髄球系細胞に於て、ガングリオシドの合成を制御する酵素としてGM3を合成するシアル酸転移酵素とLc3Cerを合成するN-アセチルグルコサミン転移酵素を同定した。ヒト結腸癌組織においてシアリルLe^aの抗原を持つ糖鎖の構造を明かにした。ルウィス血液型陰性の個体に於て、FuT-III遺伝子の変異をヌクレオチドレベルで解明した。胃体部と胃前庭部に於て、消化管ムチンの硫酸化糖鎖の構造パターンが異なっていた。Gsl-5糖鎖を形成するβ-1、6-N-アセチルグルコサミン転移酵素を精製し、アミノ酸部分配列を明かにした。肝細胞膜の表層糖鎖末端β-ガラクトシドが肝細胞接着に関与し、この機構にC-型レクチンは関与しないと示唆された。成人型異染性脳白質変性症の原因となるアリルスルファターゼAの新しい構造異常を見出した。ウシ精巣性ヒアルロニダーゼの糖転移反応を利用して、新しいハイブリッド型プロチオグリカンを作成した。ニワトリCa^<2+>依存性α-マンノシダーゼの特異性を解明した。マクロファージレクチンのチロシン残基(Tyr5)がインターナリゼイションに必須なことを明かにした。また、C-型レクチンの1つであるコンアグルチニンのcDNAおよびゲノムシークエンスを明かにした。Sophora japonica樹皮中のレクチンが損傷の修復に関与する可能性を指摘した。アルコール依存症患者血清に糖鎖欠損トランスフェリンを見出した。コンドロイチン硫酸のペプチドとの結合部位を合成した。ヒトマクロファージのレクチンcDNAを単離し、構造決定した。
|