研究課題/領域番号 |
03304052
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝生物化学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
野沢 義則 岐阜大学, 医学部, 教授 (10021362)
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研究分担者 |
松本 邦弘 名古屋大学, 理学部, 教授 (70116375)
山本 正幸 東京大学, 理学部, 教授 (40114706)
成宮 周 京都大学, 医学部, 教授 (70144350)
堅田 利明 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (10088859)
高井 義美 神戸大学, 医学部, 教授 (60093514)
石橋 貞彦 広島大学, 医学部, 教授 (90012616)
関水 和久 東京大学, 薬学部, 助教授 (90126095)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1992年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1991年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 低分子量 / GTP結分蛋白質 / ボツリヌス毒素 / 酵母 / 哺乳類 / 分泌 / ADPリボシル化 / GTP結合蛋白質 |
研究概要 |
ram遺伝子産物の正常型・変異体の作製とそれらの大腸菌・昆虫細胞系での発見に成功した。ram蛋白質の特異抗体作成に成功し、これを用いてヒト血小板にram蛋白質が存在することを明らかにした(野沢)。smg p21、smg p25AのC末端の構造と、活性を制御する蛋白質を精製・同定した(高井)。ボツリヌス菌の産生するC3酵素に類似した内在性ADPリボシル化酸素を精製し、その性状を解析した(堅田)。血小板のボツリヌスC3酵素基質をrho蛋白質と同定し、ADPリボシル化の意義を解析した(成宮)。エールリッヒ腹水癌細胞に存在する33kDaのG蛋白質の同定とミトコンドリアにおける局在を明らかにした(関水)。ラット精巣の内在性ADPリボシル化酵素の基質となる低分子量GTP結合蛋白質の精製と構造解析、及び加令によるラット精巣低分子量GTP結合蛋白質のADPリボシル化の変動を検討した(石橋)。ヒト及びマウスより単離したGST1Hs1,GST1Hs2 cDNAを発現ベクターに組み込み、発現量を調節しGST1Hsの細胞増殖への関わりについて検討した。in situhybridizationにより、ヒトGST1Hsの染色体上のマッピングを行った(星野)。ブレフェルヂンAの細胞内蛋白輸送にたいする影響を検討した。特異抗体による各種低分子量GTP結合蛋白質の組織・細胞内分布を解析中である(池原)。分裂酵母ypt遺伝子ファミリーに属する4種類の遺伝子の遺伝学的解析を進めた(山本)。酵母の低分子量GTP結合蛋白質遺伝子RSR1がras蛋白質を介する情報伝達系の因子として機能することを明らかにした(松本)。大腸菌および酵母から精製したSarl蛋白質の構造・生化学的解析を進め、活性調節機構を明らかにした(中野)。
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