研究課題/領域番号 |
03305010
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
近藤 泰弘 青山学院大学, 文学部, 助教授 (20126064)
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研究分担者 |
亀田 弘之 東京工科大学, 工学部, 助教授 (00194994)
古田 啓 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (30165485)
荻野 綱男 筑波大学, 文芸言語学系, 助教授 (00111443)
長尾 真 京都大学, 工学部, 教授 (30025960)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1991年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 古典日本語 / 計算機 / 索引 / 機械可読テキスト / データベース / 形態素解析 / テキストデータベース / 機械可読 テキスト / テキストデンタベース / テキストデ-タベ-ス |
研究概要 |
以下が本研究によって得られた主要な知見の一部である。 1古典語の自動単位切り 計算機上のソフトウェアによって古典語の形態素解析を行い、自動的に単位切りを行うことは従来もその例がないわけではなかったが、本研究のように数十万語におよぶ機械可読辞書を用いたものはまったくなかった。このような方法で古典語の自動単位切りが可能であることを実証した点は従来にない知見である。 2古典語索引の表現形態およびその閲覧 古典語の索引を計算機で作成した場合、そのファイルのデータ形式および印字した場合の形式などについて、どのようなものが望ましいかはまだ十分に解っていない。今回は様々な形式を考案し、最適の方法をとった。 3人文科学における計算機利用環境 人文科学の分野において計算機をどのように利用してゆくかというソフト面での問題点が多く残されている。今回は、マルチタスクOSにおいて、グラフックユーザインタフェースと、コマンドラインからのキャラクタ主体のインタフェースとの両面から様々な試行を行い、どちらもそれぞれに利点があること、場合に応じて使い分けて行くことが必要であることなどが知見として得られた。 今後の見通しとしては、さらに大量のデータを総合的に索引とする際の問題、つまりデータの一覧・検索をどのように行うかということが最も重要な課題となると思われる。これについて今後さらに研究を進めて行きたい。
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