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湾岸戦争の日本へのインパクトについてのデ-タの緊急集収

研究課題

研究課題/領域番号 03306007
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究機関上智大学

研究代表者

綿貫 譲治  上智大学, 外国語学部, 教授 (80053560)

研究分担者 織 完  上智大学, 外国語学部, 教授 (90053587)
三輪 公忠  上智大学, 外国語学部, 教授 (40053532)
蝋山 道雄  上智大学, 国際関係研究所, 教授 (50053517)
橋本 良明  東京大学, 新聞研究所, 助教授 (50164801)
児島 和人  東京大学, 新聞研究所, 教授 (20114209)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
キーワード湾岸戦争 / 内容分析 / テレビ映像 / 新聞社説 / 世論調査
研究概要

1.日本のマス・メディアが中東湾岸戦争についてどのように報道したかの分析を、新聞、雑誌、テレビの各メディアについて行った。新聞については、平成3年1月15日より3月15日の期間、朝日、毎日、読売、日経の4紙をとりあげ、関連記事量の週別推移、見出しリスト作製による内容分析を行った。雑誌については、同期間の14誌をチェックして57本の雑誌記事を収集し、その概略を作製した。テレビについては、同期間のNHK放送での湾岸戦争関連放送推移表を作製した。2.日本、韓国、中国、台湾、香湾、シンガポ-ル、インドネシアの7ヶ国・地域の主要新聞に関して、湾岸危機・戦争について言及した社説(中国紙については論評)の資料集収と論調の分析を行った。その際の考察の中心点として、湾岸危機・戦争を契機として浮上してきた日本の「国際貢献」に対して、各国・地域の各新聞がどのような観点からどのような取り上げ方をしたのかという点に的を絞った。このことを通じて、「日本の果すべき役割」に関する議論が、日本でのそれと、他のアジア諸国でのそれとの共通点と相違点を明らかにすることに努めた。視点の相違の存在とともに、情報の質と量のちがいが、関連していることが明らかにされた。3.湾岸戦争の報道画像が、戦争画像としてどのような反応をひき起したか、それが他の戦争画像(ベトナム戦争画像、フォ-クランド戦争画像)の場合とどう異同であるのかを、大学生140名、主婦40名、中学生40名を被験者として、ビデオ視聴による反応調査を行った。4.日本のマス・メディア各社が湾岸危機・戦争の期間とその終結後の期間に実施した世論調査結果を検討し、日本人の国際社会観における連続性と変化とを検討した。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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