研究課題/領域番号 |
03351003
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
古賀 登 早稲田大学, 文学部, 教授 (90063304)
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研究分担者 |
勝村 哲也 京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (50066411)
星野 聰 京都大学, 大型計算機センター, 教授 (90025867)
岩崎 宏之 筑波大学, 歴史人類学系, 教授 (50087904)
所 理喜夫 駒沢大学, 文学部, 教授 (30052418)
中田 易直 城西大学, 経済学部, 教授 (50054929)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1991年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 史料 / 歴史情報資源 / 地域研究 / 国際理解 / 漢字処理 / 多言語情報処理 / ワ-クステ-ション / IS010646 |
研究概要 |
(1)歴史情報資源調査計画の立案 (イ)わが国の近世地域に関する史料、(ロ)わが国との関係が特に密接な諸国・地域に関する史料を歴史情報資源として活用する方法を、それぞれ岩崎・勝村を中心とするワ-キンググル-プを作って試案としてまとめた。 (2)歴史情報資源研究システムの立案 (イ)パ-ソナル・コンピ-タによって進められている分散的な資料集積をワ-クステ-ションによって統合し、言語処理機能を加味し、大型計算機あるいはCDーROMを使ってマルチメディアの活用ができるシステムを星野を中心とするワ-キング・グル-プを作って設計した。 (ロ)また星野を中心にして開発している歴史研究ソフト(HR1)の整備を含め、特にワ-クステ-ションの利用に必須な研究者用ソフトウエアの開発と中長期的な開発計画を立てた。 (3)歴史情報研究センタ-設立計画の立案 歴史情報資源、歴史情報資源研究システムが共同利用できるような研究機関の設立計画を古賀・中田・岩崎・勝村を中心としてまとめた。そのため関係機関や研究者と精力的に協議・打合せを行なった。とくに国立歴史民俗博物館・国立民俗博物館・国立奈良文化財研究所・国際日本文化研究センタ-・日本学術会議・日本歴史学協会・日本史研究会等の他有元正雄・佐々木潤之助・黒田日出男・柴山守・丹羽正之・桶谷猪久夫・村尾義和氏等から多くの知見を得たが、この間協力を得た研究者は延数百人にのぼる。 上記の実績を得て、地域研究と国際理解を促進するための研究センタ-設立構想は、近く関係学・協会や日本学術会議等へ、漢字処理や多言語情報処理、IS010646対応等具体的な問題を含めて提示したい。
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