研究課題/領域番号 |
03352001
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
辻 隆 東京大学, 理学部, 教授 (20011546)
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研究分担者 |
平井 正則 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (70036945)
祖父江 義明 東京大学, 理学部, 教授 (10022667)
小平 桂一 国立天文台, 光学赤外研究系, 教授 (60012845)
松本 敏雄 名古屋大学, 理学部, 教授 (60022696)
奥田 治之 宇宙科学研究所, 宇宙圏研究系, 教授 (50025293)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1991年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 赤外スペ-ス天文台ISO |
研究概要 |
本研究では、画期的な成果が期待される赤外スペ-ス天文台(ISO)のセントラルプログラム(優先的に与えられる観測時間、CP)にふさわしく、科学的に重要で、かつ日本の特色を持った観測計画を立案した。 1.まず広く日本の研究者に参加の呼びかけを行ない、関心ある研究者と議論、意見交換を行なった。その結果、日本の特色を生かしたISOのCP観測計画立案のため、3つの中心になるテ-マ(星、星間物質、銀河・宇宙論)を選び出し、ワ-キングル-プを作った。 2.それらワ-キンググル-プはそれぞれ数回程度の会合を待った。そこでは現在までの知識を集約、問題点を明らかにし、その問題解決のためにどの様な観測がISOにより可能であるかを議論した。それら議論をもとにISOの特徴を最大限に利用し、かつ比較的まとまった時間のとれるCPにふさわしい科学的に重要な問題解決のための観測計画を立案した。 3.本研究に関わる研究者全員による会合を数回開催、それぞれのワ-キンググル-プが作成した観測計画を批判的に検討し、修正を行ない、最終的に以下のような観測計画の決定を行なった。 ISO、CP日本案 a).恒星進化終末期のにおける質量放出とその進化へ与える影響の系統的研究。 b).暖かく拡がった低密度星間雲の物理、化学状態の研究。 c).超遠方銀河、原始銀河の探査。
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