研究課題/領域番号 |
03354024
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代謝生物化学
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研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
石村 巽 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40025599)
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研究分担者 |
森島 績 京都大学, 工学部, 教授 (50026093)
北川 禎三 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40029955)
西野 武士 横浜市立大学, 医学部, 助教授 (40094312)
金ケ崎 士朗 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10012767)
折井 豊 京都大学, 医学部, 助教授 (60028149)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1991年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 酸素 / 酸素の活性化 / 活性酸素 / 酸素毒性 / チトクロムcオキシダ-ゼ / オキシゲナ-ゼ / チトクロムPー450 / ス-パ-オキシドアニオン |
研究概要 |
わが国における酸素活性化の研究はこれまで奥貫、早石、佐藤(了)らの多くの優れた先達によって推進され、つねに世界の第一線にあった。これらは何れも生体基本原理としての酸素活性化機構の解明を目指したものである。加えて近年、生体防御における活性酸素の重要な役割とその細胞障害性の分子機構についての興味が医学・生物学領域でたかまり、分子分光学や分子生物学的研究手段の進歩と相俟って本分野の研究は新たな発展期に入った。われわれは緊密な連絡の下に我が国におけるこの分野の発展について討議して来たが、この際酸素の活性化とその制御に焦点をしぼった重点領域研究の必要性を痛感し、その準備のために本研究を申請・実施した。 まず、この分野における現状と今後に予測される動向を把握するために第一回班会議を平成3年10月27日に京都大学工学部において一名を除く全員の出席を得て開催し、重点領域研究の大綱を議論した。その結果、主要研究項目(計画研究)に(A)酸素活性化の分子機構、(B)還元中間体の生成とその制御、(C)活性酸素種の新しい生理作用の三班を置き、それぞれの責任者に折井(京大・医)、石村(慶大・医)及び金ケ崎(東大・医科研)をあてること、この三名が中心となってその後の議論を深めることに意見の一致をみた。なお、総括班は石村の担当とした。以後、この3名が慶大・医に2回集まって具体案を練るとともに他の班員の意見を電話・手紙等で集約した。次いで、平成4年1月22日に第2回班会議を慶大・医で開催し、重点領域研究の最終タイトルを「生体系における酸素の活性化とその生理的意義」と定め、研究期間、各班の構成、研究経費と購入予定備品、公募研究と計画研究との関連などの大綱を決定した。これらの結果に基づき2月28日に平成5年度発足重点領域研究の申請書を文部省に提出し本研究は終了した。
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