研究課題/領域番号 |
03354035
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野本 明男 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70112670)
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研究分担者 |
吉田 光昭 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80012607)
岡田 吉美 帝京大学, 理工学部, 教授 (30011703)
石浜 明 国立遺伝研, 分子遺伝, 教授 (80019869)
永井 美之 名古屋大学, 医学部, 教授 (20022874)
水本 清久 北里大学, 薬学部, 教授 (80092344)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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キーワード | 重点領域研究 / RNAレプリコン / 組織作り / ニュ-スレタ- / シンポジウム / ポリオウイルス / インフルエンザウイルス / パラミキソウイルス |
研究概要 |
本研究では、平成4年度発足予定の重点領域研究「RNAレプリコン」の研究組織作りを行うことを目的とした。「RNAレプリコン」では、主に動物に対し感染性を持つ病原性RNAウイルス(RNAをゲノムとして持つウイルス)を研究対象とし、その複製に関するメカニズムを宿主細胞側分子との関わり合いの中で追求する。それを基本に病原性発現に至るまでの多くの生物学的反応過程を分子レベルで解明し、生物界における一群の特徴的な自己増殖性RNA、すなわち「RNAレプリコン」の増殖機構を理解し、さらにこれらRNAウイルスによる病原性発現に関する分子機構を解析して行く。 この目的のために、平成3年10月1日、北里大学薬学部会議室において、総括班会議を行い、「RNAレプリコン」領域研究推進のための具体的な研究費配分やニュ-スレタ-発行に関する事柄、またシンポジウムの日程などについて話し合いが行われた。その後、中心メンバ-による多数の研究打合せ会が行われ、計画研究班員を決定した。平成4年2月3日には、京王プラザホテルにおいて再び総括班員有志による班会議を行い、公募研究で採択する研究の範囲などについての討議を行った。平成4年2月13、14日の両日、名古屋大学医学部に多数のRNAレプリコン研究者を集め、シンポジウムを行い、日本におけるRNAレプリコン研究の現状を調査した。野本、水本、永井を中心とした討議の結果、ニュ-スレタ-発行を水本、シンポジウム開催を永井が担当することになった。またこの領域研究においては、ポリオウイルス、インフルエンザウイルス、およびパラミキソウイルスに重点を置くことに決定した。
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