研究課題/領域番号 |
03405006
|
研究種目 |
一般研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
田中 克志 静岡大学, 人文学部, 教授 (40115142)
|
研究分担者 |
外山 知徳 静岡大学, 教育学部, 教授 (40013213)
川瀬 憲子 静岡大学, 人文学部, 助教授 (40224779)
三木 義一 静岡大学, 人文学部, 教授 (90102467)
小桜 義明 静岡大学, 人文学部, 教授 (60022307)
三橋 良士明 静岡大学, 人文学部, 教授 (60091146)
大江 泰一郎 静岡大学, 人文学部, 教授 (00097221)
|
研究期間 (年度) |
1991 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 13,000千円)
1993年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1991年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
|
キーワード | 土地基本法 / 地方中核都市 / 土地政策 / 都市政策 / 住宅政策 / 地価 / 土地税制 / 自治体財政 / 地価対策 / 都市計画 |
研究概要 |
以下の課題について研究成果をまとめた。 1.川瀬「国土政策と静岡県」は、土地、都市、住宅政策における県の役割が大きいことから、典型的な地方中核都市、静岡市や浜松市を抱える静岡県を対象として、その経済と財政構造を分析。2.田中「地価対策と監視区域制度」は、自治体が行い得る地価対策である監視区域制度について、その運用実態と実効性を静岡市域を対象に検討。3.三橋「まちづくりと地方自治」は、先駆的な自治体のまちづくり等に関する動向を概観し、地方自治の観点から、まちづくりをめぐる法的諸問題を整理。4.外山「小都市・大須賀町のまちづくり」は、中核都市と比較する意味で、小都市・大須賀町のHOPE計画によるまちづくりを紹介。5.川瀬「市街地再開発と自治体財政」は、膨大な再開発投資を進めている浜松市について、その財政的影響を分析。6.伊藤「市街地再開発と住民運動」は、浜松市の駅前再開発事業とそれに対する反対住民運動の展開と特質と課題を解明。7.田中「住宅政策と自治体の役割」は、住宅・住環境後進県である静岡県が策定した「居住先進県静岡推進プラン」を自治体住宅政策の確立を図る観点から検討。8.橋本「近代日本の土地法」は、土地私法と土地公法との関連づけに留意しながら近代的土地法の全体像を解明。9.大江「社会体制と所有権」は、ロシアの体制変換にともなう社会主義的な所有権制度の解体、私的所有権制度の創設を近代西欧の所有権制度との対比で、その問題点を明らかにする。10.三木「受益者負担原則の再検討と税制の可能性」は、受益者負担制度の活用化のために、「開発利益」あるいは「特別な利益」を地価上昇に求める発想を再検討。11.浅利「バブル経済期の土地保有行動」は、我が国のバブル経済を想定して、資産インフレーション下の資産保有行動を資産選択理論の観点から考察。
|