研究課題/領域番号 |
03451043
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
伊藤 敬 静岡大学, 教育学部, 教授 (40021894)
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研究分担者 |
梅沢 収 (梅澤 収) 静岡大学, 教育学部, 助教授 (90223601)
山崎 準二 静岡大学, 教育学部, 助教授 (50144051)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 教師の職能成長 / 教師のライフコース / 質問紙調査と聞き取り調査 / 教師 / 職能成長 / ライフコース / ライフコ-ス / 自己形成史 / 地域ネットワ-ク |
研究概要 |
本研究の目的は、教師(小学校及び中学校)の職能成長のプロセスを、彼らが成長過程で織りなすネットワークに着目しながら、解明しようとする点にあった。その際、次の3つの問題に焦点を合わせた。すなわち、1)何をきっかけとして変化を生み出したのかという職能成長上の転機のきっかけと、2)そのきっかけによって教職生活のどのような時期に変化や転機が生み出されたのかという転機の時期・時機と、3)そして変化や転機を生み出す背景にあったその時々の境遇・状態(例えば、家族や友人関係、職場や家庭の状況等)の、3点が問題であった。 これらの問題解明に当たって、2つの手段を用いた。その1つは、静岡県志太地域内に在る現職教師(小学校及び中学校)574名(抽出率30%)を対象としたアンケート調査の実施である。これには296名から回答を得た(回収率51.6%)。もう1つは、その対象者の中から8名を抽出し、更に詳細なインタビュー調査を実施した。この2つの調査結果を相互に照らし合せながら考察を進めた。これらの点に関しては、以下の報告書にその研究作業結果の一部を所収した。 1)教師の職能と成長(伊藤 敬)、2)教師のライフコース研究-その分析枠組みの提起-(山崎準二)、3)教師のライフコースの事例研究-戦後教育史とともに歩んだ一教師を事例として-(山崎準二)、4)教師の職能成長に関する調査研究-静岡県志太地域の現職教師を対象として-(山崎準二・梅沢 収)
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