研究課題/領域番号 |
03451049
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
大石 益男 (1992) 国立特殊教育総合研究所, 聴覚言語障害教育研究部, 室長 (10168859)
後上 鐵夫 (1991) 国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 室長 (10225641)
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研究分担者 |
藤島 省太 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (90165374)
佐藤 紘昭 国立特殊教育総合研究所, 聴覚言語障害教育研究部, 室長 (70249944)
菅原 廣一 国立特殊教育総合研究所, 聴覚言語障害教育研究部, 部長 (30000269)
肥後 功一 国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 研究員 (00183575)
大石 益男 国立特殊教育総合研究所, 聴覚・言語障害教育研究部, 室長 (10168859)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1991年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 吃音 / 指導プログラム / コミュニケーション / コミュニケーション行動 / コミュニケ-ション行動 / 聞き手の反応行動の分類 / 教育臨床 |
研究概要 |
吃音児の指導を、その流暢性にのみ着目するのではなく、コミュニケーション全体の問題として捉え、コミュニケーションを変化させることは、指導という関わりそのものを変えることであるという考えから、関わりの内容の類型化をはかるために、以下の研究を行った。 1、聞き手の態度と吃音者のコミュニケーションについて考察し、聞き手の吃音者に対する見方及び吃音の捉え方が、吃音者の自己観に与える影響について考察した。そこから指導プログラムの骨子となる指導事項の柱建てを行った。 内容は吃音者と周囲の関係に関わるという項目4項目、吃音児の暮らしに関わるという項目、吃音児及びその周囲の人々に対する情報の提供などを含むものとなった。 2、吃音児への関わり方を分析する概念を検討し、指導プログラムの全体構想を立案検討した。内容はコミュニケーション全体に共通するものとなった。 3、過去20年間に臨床事例として発表された報告を収集し、そこでの指導プログラムを収集し、その内容の検討を行った。用いた素材は全国公立学校難聴言語障害教育研究協議会の過去の発表論文集であった。そこでの指導の内容をカテゴリーに分類した。この内容については、第30回日本特殊教育学会において、佐藤紘昭、大石益男、菅原廣一が発表した。 4、上記考え方を基にして、指導事例を追跡しその結果及び過程についてまとめ、指導プログラム作成の基礎になる資料を得た。 上記研究の内、1、2、4(事例は通年で4事例追跡したがそのうち2事例を)については報告書にまとめた。
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