研究分担者 |
橘 博 阪南大学, 商学部, 教授 (40046719)
二塚 正也 阪南大学, 商学部, 教授 (70164621)
植村 幸生 阪南大学, 商学部, 教授 (90184978)
青木 郁夫 阪南大学, 経済学部, 助教授 (80184026)
松岡 俊三 阪南大学, 商学部, 教授 (60173811)
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研究概要 |
本研究では,ハイパーテキスト型のデータベースを構築グループとR&D関連の分献・資料を総合的に調査・収集・分類・整理する2つのグループに分けておこなってきた. 前者は研究代表者を中心に,昨年度,研究目標のであるハイパーメディア・データベースのプロトタイプとしてR&D関連資料のハイパーメディア(ハイパーテキスト)型の示範教育システム「HRD-OPM」を作成した.このシステムはマルチメディアを扱うHyperCardをプラットフォームに,主に入力,表示(出力)に対する論文・著書・資料のハイパーテキスト化の方策を探るものであった.本年度はデータベースとしての要件を満足させるため基本設計から再検討を試みた.データモデルの構築から始め,データの内部構造と外部(表示)構造を明確に分離し,内部構造は従来型の関係データベースで記述し,外部構図は知識ベース上のテンプレートで内部構造から射像するハイパーテキスト型データベース構築の一方式を確立した.その概要は阪南大学情報科学研究に「ハイパーメディア・データベースHDBRDの基本構成」として発表予定である. 一方,研究分担者は各自の研究分野から文献・資料を収集・分析,また,「研究・開発(R&D)の創造性」に関するシンポジュムの開催や実地調査をおこなった.その成果報告を二塚は「R&D=営業連綴活動に関する試論」(その1〜その4)として,松岡は「企業戦略と研究開発管理の若干の考察」として,橘は「わが国の工業経営における研究開発の主要傾向とその特徴」としてそれぞれ阪南論集社会科学編に発表した.なお,これらの成果は上記データベースへ順次登録を継続している.
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