研究課題/領域番号 |
03451083
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
三浦 和夫 香川大学, 経済学部, 教授 (60035920)
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研究分担者 |
喜田 恵津子 香川大学, 経済学部, 助手 (50109146)
安藤 博子 香川大学, 経済学部, 助手 (90116880)
井上 信一 香川大学, 経済学部, 教授 (10104704)
田中 嘉穂 香川大学, 経済学部, 教授 (90035931)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1991年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 利益管理 / 原価管理 / 日本企業 / 実証研究 / 製造環境 / 予算管理 / 業績評価 / 国際化 / 経営環境 / 日本 / グロ-バル化 / 実証的研究 / 原価計算 / 生産管理 |
研究概要 |
本研究は、平成3年度から平成4年度の2年間にわたり、利益管理情報と原価管理情報の関連につき、面接調査と郵送調査を中心にし、これまでの研究成果をも参照にしながら、共同研究を行った。その結果、次のような成果をうることが出来た。 (1)わが国企業の長(中)期経営計画、短期利益計画及び予算管理の関連性を明らかにすることが出来た。 (2)環境変化による予算管理及び原価計算(標準原価計算、直接原価計算など)の機能の変化と有用性を解明することが出来た。 (3)予算管理と標準原価計算の情報的繋がりを、利用される操業度の関連を手がかりに、理論的・実証的に明らかにすることができた。 (4)わが国製造企業における製品の多様化、生産の自動化の状況を統計的に明かにした。 (5)わが国企業の原価計算システムの現状とわが国固有の原価管理情報の有用性を示唆することができた。 (6)原価管理活動及びその組織の変化とそれの予算管理への有用性を解明できた。 (7)企業のグローバル活動の進行とそれの経営管理や予算管理への影響を知ることができた。 (8)組織のグローバル化に伴って、本社組織、特に経理組織の変化、及び海外子会社の業績管理、振替価格などの新しい問題が生じた結果、それの利益管理と原価管理への影響を明かにすることができた。
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